第24話 『お年寄り』のイメージ
文字数 987文字
皆さんは、『お年寄り』(特に介護施設にいる人)と言われたら、どんな人たちを想像しますか?
食べるのは職員が介助し、
トイレは行かない(オムツ)、
お風呂も1人では入れない、
寝たきりのような人ばかり。
そんなイメージはありませんか?
実際、そのような方々も多くいらっしゃいます。
自宅で過ごすことはほぼ不可能で、ずっと泊まっているような、そういった方々は確かに存在します。
その一方で。
職員顔負けの体力を持ち、ものすごく元気な方がいらっしゃることはご存知でしょうか?
小柄な女性職員では力負けするような、本当に体がしっかりしている方も多くいらっしゃいます。
では、なんでそんな人が介護施設にいるのか?
ということになりますが、答えは単純で、『認知症だから』です。
もちろん、それだけが理由ではない方も多くいらっしゃいますが、認知症が主な理由になっている方がほとんどです。
認知症は脳の病気なので、『体にはなんの病気もないが、介護を必要とする』という状態になることも多くあるのです。
そして、認知症であるがゆえに、なぜ、自分が人の世話にならなければならないのか、理解できなくなっている人も多くいます。つまり、『介護拒否』の状態となる方もいらっしゃいます。
皆さんは、誰かが100%の力で自分に向かってきたことはありますか?
きっと、幼少期まで遡らなければ、そんな経験はない、という人が多いのではないでしょうか?
相手がお年寄りであろうと、『元気な人』が、自分に敵意を向け、怒鳴ってきたり、つかみかかってきたり、そんな経験をした時、あなたはどうしますか?
その人が認知症で、自分が介護士だとして、どのように対処しますか?
正当防衛だと、怒鳴り返しますか? 殴り返しますか?
それは、虐待だと訴えられます。捕まります。
お年寄りとか、御利用者とか、そんな言葉を使うと、腰の曲がった、温厚で優しい方々を想像してしまいがちですが、現実はそんなことはありません。
足腰がしっかりしている、どこにでも歩いて行けそうな、そんな方々もたくさんいます。
そして、そんな人たちが、自分に介護は必要ないと拒否してくることもあるのです。
皆さんは、『お年寄り』、『御利用者』と聞いて、どんな想像をしますか?
介護士が考える『お年寄り』のイメージと、合っていますか?
その上で、虐待の話題を話していますか?
今一度、考えていただきたいです。
届け介護士の声。
食べるのは職員が介助し、
トイレは行かない(オムツ)、
お風呂も1人では入れない、
寝たきりのような人ばかり。
そんなイメージはありませんか?
実際、そのような方々も多くいらっしゃいます。
自宅で過ごすことはほぼ不可能で、ずっと泊まっているような、そういった方々は確かに存在します。
その一方で。
職員顔負けの体力を持ち、ものすごく元気な方がいらっしゃることはご存知でしょうか?
小柄な女性職員では力負けするような、本当に体がしっかりしている方も多くいらっしゃいます。
では、なんでそんな人が介護施設にいるのか?
ということになりますが、答えは単純で、『認知症だから』です。
もちろん、それだけが理由ではない方も多くいらっしゃいますが、認知症が主な理由になっている方がほとんどです。
認知症は脳の病気なので、『体にはなんの病気もないが、介護を必要とする』という状態になることも多くあるのです。
そして、認知症であるがゆえに、なぜ、自分が人の世話にならなければならないのか、理解できなくなっている人も多くいます。つまり、『介護拒否』の状態となる方もいらっしゃいます。
皆さんは、誰かが100%の力で自分に向かってきたことはありますか?
きっと、幼少期まで遡らなければ、そんな経験はない、という人が多いのではないでしょうか?
相手がお年寄りであろうと、『元気な人』が、自分に敵意を向け、怒鳴ってきたり、つかみかかってきたり、そんな経験をした時、あなたはどうしますか?
その人が認知症で、自分が介護士だとして、どのように対処しますか?
正当防衛だと、怒鳴り返しますか? 殴り返しますか?
それは、虐待だと訴えられます。捕まります。
お年寄りとか、御利用者とか、そんな言葉を使うと、腰の曲がった、温厚で優しい方々を想像してしまいがちですが、現実はそんなことはありません。
足腰がしっかりしている、どこにでも歩いて行けそうな、そんな方々もたくさんいます。
そして、そんな人たちが、自分に介護は必要ないと拒否してくることもあるのです。
皆さんは、『お年寄り』、『御利用者』と聞いて、どんな想像をしますか?
介護士が考える『お年寄り』のイメージと、合っていますか?
その上で、虐待の話題を話していますか?
今一度、考えていただきたいです。
届け介護士の声。