第17話 人にすすめたくなる職業へ
文字数 1,030文字
皆さんは、介護士が『介護は凄く良い仕事だよ!!』と発信しているところを見たことがありますか?
介護の人手不足問題の中で、1番と言っても良いくらい、どうにかするべきことが、『介護士の意識改革』だと私は思っています。
介護という仕事は、知られていない職種ではありませんし、誰もが人手不足であることを認識していると思います。
そして、介護は人手が必要な職種ですので、人手不足とは言われていますが、実際のところ、『身近に介護士がいる』という人は意外と多いのではないでしょうか?
つまり、介護士の仕事に関して情報がない、とか、興味はあるけどなれない、という意味での『人手不足』ではないのです。
では、なぜ、人手が一向に増えないのか?
賃金の問題もありますし、仕事内容の過酷さや不規則勤務であることなど、いろいろあるでしょう。
ですが、私が1番の理由として挙げたいことは別にあります。
それは、現役の介護士が、
この仕事を誰かにオススメしたいか?
という問いに対して、ノーと答える人が圧倒的に多いことです。
今現在、介護士として働いている人が、『この仕事だけはやめた方が良い』と周りに話していたら、誰もなりたいとは思いませんよね?
実際、私の周囲でも、友人、知人、会社の同僚や先輩、上司に至るまで、この問いに対して、明確に『すすめたい!』と答える人はいません。
そんな状況では、誰がなりたいのか?
ということですよね。
私は常々、思っているのですが……
近年、『人材の発掘』とか、『外国人労働者』とか、人手を増やそうという動きをよく耳にするのですが、それよりも前に、
まず、今、働いている人を絶対に逃さない体制を整えて、『みんなもこの業界に来て!』と言えるような、そんな環境を整えた方が良いのではないでしょうか?
もちろん、新しく人材を発掘したり、外国人労働者の方に来てもらったり、それも一定の効果はあると思います。
ですが、土台ができていないところへ、突然新しい人材が来ても、結局、すぐに辞めてしまうのではないでしょうか?
……皆にすすめたい職種になれば、自然と、今働いている人も、『素敵な職業だよ!』と発信するようになるのではないでしょうか?
勝手に、意識改革も進むはずです。
プラスのことを発信しよう!と言っても、マイナスなことばかりが目につく状況では難しいですよね。
悪循環のまま、人手不足が加速する前に、介護士の意識も、取り巻く環境も、良い方向へ向かうことを願います。
声をあげていきませんか?
届け介護士の声。
介護の人手不足問題の中で、1番と言っても良いくらい、どうにかするべきことが、『介護士の意識改革』だと私は思っています。
介護という仕事は、知られていない職種ではありませんし、誰もが人手不足であることを認識していると思います。
そして、介護は人手が必要な職種ですので、人手不足とは言われていますが、実際のところ、『身近に介護士がいる』という人は意外と多いのではないでしょうか?
つまり、介護士の仕事に関して情報がない、とか、興味はあるけどなれない、という意味での『人手不足』ではないのです。
では、なぜ、人手が一向に増えないのか?
賃金の問題もありますし、仕事内容の過酷さや不規則勤務であることなど、いろいろあるでしょう。
ですが、私が1番の理由として挙げたいことは別にあります。
それは、現役の介護士が、
この仕事を誰かにオススメしたいか?
という問いに対して、ノーと答える人が圧倒的に多いことです。
今現在、介護士として働いている人が、『この仕事だけはやめた方が良い』と周りに話していたら、誰もなりたいとは思いませんよね?
実際、私の周囲でも、友人、知人、会社の同僚や先輩、上司に至るまで、この問いに対して、明確に『すすめたい!』と答える人はいません。
そんな状況では、誰がなりたいのか?
ということですよね。
私は常々、思っているのですが……
近年、『人材の発掘』とか、『外国人労働者』とか、人手を増やそうという動きをよく耳にするのですが、それよりも前に、
まず、今、働いている人を絶対に逃さない体制を整えて、『みんなもこの業界に来て!』と言えるような、そんな環境を整えた方が良いのではないでしょうか?
もちろん、新しく人材を発掘したり、外国人労働者の方に来てもらったり、それも一定の効果はあると思います。
ですが、土台ができていないところへ、突然新しい人材が来ても、結局、すぐに辞めてしまうのではないでしょうか?
……皆にすすめたい職種になれば、自然と、今働いている人も、『素敵な職業だよ!』と発信するようになるのではないでしょうか?
勝手に、意識改革も進むはずです。
プラスのことを発信しよう!と言っても、マイナスなことばかりが目につく状況では難しいですよね。
悪循環のまま、人手不足が加速する前に、介護士の意識も、取り巻く環境も、良い方向へ向かうことを願います。
声をあげていきませんか?
届け介護士の声。