第52話  トータル・イクリプス(断章)。

文字数 2,417文字

お人形さんらに命を吹き込むのが声優の役目。だがだ、しかしだ!背景において、そのすべてを支えているのは、ことの奇跡を叶えているのは、シナリオライター、その人間こそがなのだ!。この彼は、

、前提に、それを

、話しを、創作を、紡いでる…。
それもだ、異常なる程までの情熱をかけての、注いでの、尽くしもって!。
その動機がなんであるのかは、もう云うこと、語る必要は、あるまいて……。


          https://www.youtube.com/watch?v=FMz5o2TrPD8
          これの14:00ぐらのところから先に見ちゃいましょう。
            こっからが一つの欠かすことのできざる山場。



               異母兄弟、男の方はそれを知らず...
                女の方は、

知った…














                     開演











               【唯依】「ありがとう……ユウヤ」


          【唯依】(今のこときこそが)「良い頃合いだろう……」


                 〜唯依のみ一時退室


              〜すぐに戻ってくる。手になにかを携えて〜







             剣術とは本来、型や流派に依るものではなく、
              己の腕を磨き敵を斃すことを源流とするーーー
         つまり、独自の剣術があればそれこそが新たなる流派となるのだ。


        たとえ髪の毛一本ほどの刹那であっても敵よりも早く刀を振り下ろし、
           その

ことこそが極意ーーー

はない。



        そして最も重んじるべきは剣術を行使するものに宿る精神性ーーー
             それにおいてもキサマは、自ら私怨を克服し、
           旧恩に報いようと遍く手を差し伸べ、十二分な資格を得た。


                       即ち貴様は、


                    真に命を懸けた死合に於いて、


                  その心技体を実践し本質を会得したんだ。




          ソ連製戦術機 ビェールクト(バーサーカー状態)



           日本帝国製戦術機 不知火・弐型(ユウヤ機)





                  この刀は免許皆伝の証ーーー












              私はユウヤの師でもなく、事実なんの指南もしてはいない。
                      だが、受け取って欲しい。
 
                      〈中略〉




          …篁は五摂家のひとつ、崇宰から分家独立した家柄。
          代々の当主は、武と忠を以て歴史を駆け抜けてきた……。

     篁家の当主たる者は、その伝統を護り、後代に伝えていかなければならない。


   【唯依】貴様に云われるまでもなく、剣に託す魂の重さは理解しているつもりだ。


             だからこそ、受け継ぐべき者がそれを授かる。
                  それが自然であり、正しい……

              剣の道とは、力に任せた覇道ではない。
                 刀は抜かぬ方が強い。
             それを心にとどめ、抜くときは容赦せず………
               この刀を見る度に思い出してくれ。

         【ユウヤ】わかった。ありがたく受け取らせてもらう。


                  ……ありがとう


                 うっ……意外に重てぇな。
            おまえ、普段こんなもの振り回してるのかよ

              「ふふふ……それは










          〜ユウヤが退出を果たしあと。室内には唯依





                父様の形見……篁家の

たる(あかし)”緋焔白霊
                  ーーーー彼の者に





               「これにて……己が峻別(しゅんべつ)(いた)します……」




















                 唯依役:中原麻衣さん

 

登場人物らにおけるその声優さんらの演技が、もう破格の名演となっている……。





ラジャス(父神)としての唯依、タマスとしてのクリスカ、そして〇〇としてのイーニャ……
 ユウヤはこの三位の加護の元に戦い、そしてそれらすべてからの恩恵に恵まれている。
            『なぜだ?‥なぜこのことが適ってる?!


           この設問への回答は、天村は用意しません!。



        ここまでで構想の三分の一。少〜しばかり、解説を加えて、
         ことのエッセンスたるものを抽出し、強調してみたい。
   これほどまでもの文化的成果、その精神性の高さを、生み出す、提示できるからこそ、
            日本は

されてしまってんだ。


                *別稿を立てることにする。


      自分はつい最近、自分へのご褒美に、久しぶりに観だしたんだけど、
   リンクが備わっていることに気づいた。どうも……休ませてはもらえないよう……。




イクリプスは日食やら月食のこと。先行してあったあのドラマの、反転反映陰画としてのもので、ことは、人の子があるべき姿にて立ち返る、その筋道における、そこにて起こり得る、
備え得る、奇跡としての物語。新約の別バージョン、イエスを、神道/武士道をもってしてなるその焼き直し、そがことの達成においての結実、ってこと……かな?。




追記:

たぶん…ゆくゆくは絵は倍加されることになると思います。BANされなければ……。





ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み