登場人物紹介③
文字数 1,832文字
今回は男性キャラクターの紹介です。
戦闘力の高い警備隊員達と、学院理事の息子である桐生清吾。彼らはデスゲームに参加させられた、少女達の頼もしい味方となるでしょうか。それとも……。
![](https://img-novel.daysneo.com/talk_02/thumb_6df2500615e68afe8383e1433930814a.png)
◆水島小春
6月生まれの21歳。190cm。B型。
本作の影の主人公。キング・オブ・クズ。本能のままに生きる男。
愛嬌が良く人懐っこいが、実は誰も信用していない。ルックスと体格が良いので異性にも同性にもモテるが、相手を性欲解消役としか見ていない。
破壊衝動が強いヤバイ奴。
両親は二人とも医師だった。幼い息子を日本の弟夫婦に預け、医師の少ない発展途上国へ支援に行っていた。しかし現地で強盗に殺害された。
後ろ盾を失った小春はやがて、叔父夫婦に邪魔者扱いされ虐待を受けるようになった。鬱憤 を溜めた彼は成長期に入った14歳の頃に反撃。叔父に障害を残す大怪我を負わせた。
まだ中学生だったことと虐待の事実、叔父が後見人の名目で、小春が両親から相続していた遺産を着服していたことが明るみとなり、小春は罪には問われなかった。
それからは別の親戚の家で生活するが、居心地の悪さから高校卒業後に自衛隊へ入隊した。
知性と身体能力の高さで自衛隊内ですぐに頭角を現すが、それを妬んだ一部の同期と先輩に嫌がらせを受けた。
ついには五対一のリンチにまで発展したが、小春が勝利し、またも相手に障害を残す大怪我を負わせることになった。
相手に非が有ったことと多人数に囲まれたことで正当防衛が認められ、刑事罰や慰謝料等は免れたが、自衛隊からは除名処分を受けた。
しかしこの事件で彼の戦闘力の高さが更に有名となり、学院警備室の自衛隊ОBの耳にも届き、警備隊員としてスカウトされた。
自分と同じ、肉親の愛を得られない境遇にもかかわらず、誰かを恨むことなく真っ直ぐ育った世良に苛立っている。同時に世良なら誰よりも、小春のことを理解してくれるのではないかとの期待も抱いている。
◆藤宮浩司
10月生まれの36歳。195cm。О型。
警備隊の隊長。元は防衛大学を優秀な成績で卒業し、幹部候補生として任務に当たっていた海上自衛官。
服装の規律が厳しかった自衛隊時代の反動か、現在は茶色いやや長めな髪でヘアーバンドを愛用している。けっこうなクセっ毛で、寝起きの髪型はまるでハンディモップ(多岐川談)。
レッドカラーが好き。
結婚して妻が居たが、妊娠中に交通事故に遭い、腹の胎児と共に死亡。任務中で艦に乗っていた藤宮は妻の元へ駆け付けることができなかった。
その後も親や友人が彼の任務中に死去。立て続けに大切な相手を失い、最後の別れもできなかった藤宮は、海に出ることができなくなった。
退官し、学院警備室に再就職した。
桜妃女学院の寮で女生徒と共同生活を送ることになるが、理性が有り、女子高生はまだ子供という認識なので、水島のように手を出そうとはしない。世良を始めとする生徒達に優しいのは完全に親目線。
少女達を危険地帯である学院から避難させようとしない、警備室の上司や学院理事達に不信感を抱いている。
豪胆さと冷静さが共存する、理想的なリーダー。
◆多岐川誠
1月生まれの30歳。174cm。A型。
元警察官の警備隊員。射撃の腕はピカイチ。近距離射撃よりも遠方射撃の方が得意。オリンピック選手候補に名前が挙がるほど。
眼鏡を掛けているが裸眼視力も0・4有るので、そこまで悪くはない。
両親、そして兄と年の離れた妹が居た。
代々警察官を輩出してきた家系。厳格な家風は真面目で神経質な彼と兄には合っていたが、妹は反発して素行が荒れ、ついには自ら命を断ってしまった。
妹の悩みにすら向き合えなかった自分に、警察官として世を正すことなどできないと悩んだ末、退官。人生の落伍者と見なされて、親と兄から縁を切られている状態。
口数が少なく目立たない男だが親切。世良に同い年だった妹の影を重ねている。
セクハラマイスター水島の歯止め役。
◆桐生清吾
8月生まれの20歳。176cm。AB型。大学三年生。
邪悪なツインテールお嬢様である茜の実兄。桐生理事の息子。
妹とは仲が良く信頼もされているようだが、化け物に怯える妹の訴えを軽く流したり、危険な迷宮へ潜ることを妹に勧めるなど、そこかしこで怪しい言動が目立つお兄様。
陰で立ち回る策士。出番は少ないが彼も重要人物。
とある人物と秘密裏に契約を交わしている。
腹黒いが見た目は紳士風なイケメン。
戦闘力の高い警備隊員達と、学院理事の息子である桐生清吾。彼らはデスゲームに参加させられた、少女達の頼もしい味方となるでしょうか。それとも……。
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6月生まれの21歳。190cm。B型。
本作の影の主人公。キング・オブ・クズ。本能のままに生きる男。
愛嬌が良く人懐っこいが、実は誰も信用していない。ルックスと体格が良いので異性にも同性にもモテるが、相手を性欲解消役としか見ていない。
破壊衝動が強いヤバイ奴。
両親は二人とも医師だった。幼い息子を日本の弟夫婦に預け、医師の少ない発展途上国へ支援に行っていた。しかし現地で強盗に殺害された。
後ろ盾を失った小春はやがて、叔父夫婦に邪魔者扱いされ虐待を受けるようになった。
まだ中学生だったことと虐待の事実、叔父が後見人の名目で、小春が両親から相続していた遺産を着服していたことが明るみとなり、小春は罪には問われなかった。
それからは別の親戚の家で生活するが、居心地の悪さから高校卒業後に自衛隊へ入隊した。
知性と身体能力の高さで自衛隊内ですぐに頭角を現すが、それを妬んだ一部の同期と先輩に嫌がらせを受けた。
ついには五対一のリンチにまで発展したが、小春が勝利し、またも相手に障害を残す大怪我を負わせることになった。
相手に非が有ったことと多人数に囲まれたことで正当防衛が認められ、刑事罰や慰謝料等は免れたが、自衛隊からは除名処分を受けた。
しかしこの事件で彼の戦闘力の高さが更に有名となり、学院警備室の自衛隊ОBの耳にも届き、警備隊員としてスカウトされた。
自分と同じ、肉親の愛を得られない境遇にもかかわらず、誰かを恨むことなく真っ直ぐ育った世良に苛立っている。同時に世良なら誰よりも、小春のことを理解してくれるのではないかとの期待も抱いている。
◆
10月生まれの36歳。195cm。О型。
警備隊の隊長。元は防衛大学を優秀な成績で卒業し、幹部候補生として任務に当たっていた海上自衛官。
服装の規律が厳しかった自衛隊時代の反動か、現在は茶色いやや長めな髪でヘアーバンドを愛用している。けっこうなクセっ毛で、寝起きの髪型はまるでハンディモップ(多岐川談)。
レッドカラーが好き。
結婚して妻が居たが、妊娠中に交通事故に遭い、腹の胎児と共に死亡。任務中で艦に乗っていた藤宮は妻の元へ駆け付けることができなかった。
その後も親や友人が彼の任務中に死去。立て続けに大切な相手を失い、最後の別れもできなかった藤宮は、海に出ることができなくなった。
退官し、学院警備室に再就職した。
桜妃女学院の寮で女生徒と共同生活を送ることになるが、理性が有り、女子高生はまだ子供という認識なので、水島のように手を出そうとはしない。世良を始めとする生徒達に優しいのは完全に親目線。
少女達を危険地帯である学院から避難させようとしない、警備室の上司や学院理事達に不信感を抱いている。
豪胆さと冷静さが共存する、理想的なリーダー。
◆
1月生まれの30歳。174cm。A型。
元警察官の警備隊員。射撃の腕はピカイチ。近距離射撃よりも遠方射撃の方が得意。オリンピック選手候補に名前が挙がるほど。
眼鏡を掛けているが裸眼視力も0・4有るので、そこまで悪くはない。
両親、そして兄と年の離れた妹が居た。
代々警察官を輩出してきた家系。厳格な家風は真面目で神経質な彼と兄には合っていたが、妹は反発して素行が荒れ、ついには自ら命を断ってしまった。
妹の悩みにすら向き合えなかった自分に、警察官として世を正すことなどできないと悩んだ末、退官。人生の落伍者と見なされて、親と兄から縁を切られている状態。
口数が少なく目立たない男だが親切。世良に同い年だった妹の影を重ねている。
セクハラマイスター水島の歯止め役。
◆
8月生まれの20歳。176cm。AB型。大学三年生。
邪悪なツインテールお嬢様である茜の実兄。桐生理事の息子。
妹とは仲が良く信頼もされているようだが、化け物に怯える妹の訴えを軽く流したり、危険な迷宮へ潜ることを妹に勧めるなど、そこかしこで怪しい言動が目立つお兄様。
陰で立ち回る策士。出番は少ないが彼も重要人物。
とある人物と秘密裏に契約を交わしている。
腹黒いが見た目は紳士風なイケメン。