第28話 裏るるせ夏フェス
文字数 1,282文字
しかしアレなのですね、成瀬川るるせは、向上心の欠片もないので馬鹿なのです。
仕方ないわよ。田舎に戻ってきたらまた世間の笑いものに戻ったのだから。戻らなきゃ良かったのよ。でも、こういう言葉もある。
「あんたが捨てた町だけが、あんたの故郷だ」ってね。
そういう言葉もあるわな。杉並と世田谷と渋谷だけが、僕の思い出のほとんどだよ。
へぇ。懐古厨、ご苦労様です(イカソウメンをもぐもぐ囓りながら)。
僕が思うに、「歌」とは賛美(賛歌)でありつつ、同時に魔性のものなのです。出典は、そこら中に転がっていますが、だいたい同じようなことを、古今東西、みんな言うのです。
まあ、そういうわけで、今日は二曲紹介だ。一曲目はこれだ。『はつゆききらら【ft.鏡音リン】』。
ふはははははははーーーー! この曲は某動画サイトで2万回再生を越した曲なのだよな。アカウントは消してしまったが。
消さなければ良かったよ。酷い目にたくさんあったけど、消しても罵詈雑言が止むことがなかった。近所の極悪人扱いで、僕をいじめる奴があとを絶たない。消さないで2万回再生を誇っていれば良かったよ。
排他的な場所に住んでますからねぇ、るるせは。もがき苦しんで死ぬが良いのです。
ちづちづに言われずともボクは死神……なのですが、まあ、ここはボクらが暴れるチャットノベルではなく、今回、ボクたちはゲスト出演なのです。詳しくは『
死神はいつも嘘を吐く』と『
パイナップルサンド』を参照なのですよ?
この曲はテクノね。しかも、電気っぽい(笑)。絶対狙ってつくっただろう、っていう感じね。
それを言ったら毎回この成瀬川るるせはそんな作風なのですよ? ああ、いつもは下手くそだって言ってんのにギターをオーディオデータで撮りたがる習性があるのでしたね。ボク、失念していたのです。
どーでもいいのだー。聴けーーーー、なのだーーーー。
あ、朽葉コノコちゃんだー、こんにちわー。チャットノベルだと、出てくるの、はじめてだよねー。イカソウメン食べる?
厄介なのがでてきたですね? ボクとしては今回のこのノリはるるせの作品をよく読んでるひとじゃないとわからない仕様になってると思うのです。どうなのです、るるせ?
ごちゃごちゃうるさいわね。あたしは小鳥遊ふぐり。『
百瀬探偵結社綺譚』に出てるからよろしくね! まあ、あたしあってこその成瀬川るるせ作品というべきかしら?
気にしない、気にしない、なのだー。今日は2020年の8月31日でしょ。世界中が大変な夏のひとつだったと思うけど、自粛もほどほどにして、こうやってキャラが集まるのもたまには良いとわたしは思うのだ。お疲れ様、の意を込めて。
曲の紹介以外にも、たまにはこういう試み、していこうか。結構、並行世界で行き来するの、みんなやってるもんな。僕もやっていこう。
そんなこんなで、今年も八月が終わっていく。この連載は、気が向いたらまた更新するよ。
たぶん、つづく。
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