第13話 成瀬川るるせ Works2019.
文字数 819文字
いや、なんでほかの小説やチャットノベルじゃなくてこのどうしようもないるるせミキサー計画を更新してんだよ！ おい、聞いているのか、るるせオルタ！！
では、さっそく聴いてもらおうではないか。『成瀬川るるせ2019Works』だ！！
2019Worksだ、と！？ まさかの今年の音源なのか！？
その通りだ。
なんてこった！ 僕は知らないうちに音源つくってたなんて……ッ！
５曲入りなのだが。まず１曲目。『10連ガチャの魔物』だが。これは、新しいDAWにしたので、試しにつくった曲だ。
8bitのピコピコだけでベースもウワモノもつくって、そこに生ドラムを入れる、という趣向だった。ちなみに、この曲含め、数曲しか新しいDAWで曲をつくっていないんだよな。
次の『帰宅の民』は？
「わたしにとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩」的な声をサンプリングしたのを、iPhoneのガレージバンドで伴奏つけて流したという曲だ。
３曲目は……カオスパッドとあるが。
これ、間違えてて、カオシレータなんじゃねぇか、って。ちなみにカオスパッドも持っているので、自分でもよくわかってない。とりあえずKORGのなにかで遊んだ奴をPCMレコーダで録音しただけ。
ほぅ。で、４曲目は？
iPhoneのメモでセミアコをアンプつながないでストロークしたのを、ガレージバンドに取り込んで、FXのフェーダー使っていじくった、っていう感じだ。
ラストは、クッソ長いが。
これはDJソフトをリアルタイムで操作（プレイ）したのを録音したものだ。フレーズ自体は、つくってないんだよ。
つまり。実験を兼ねた遊びだけで構成された５曲で成り立っているのが、この音源なのだ、な？
その通り。小説と同じで、なにかしらネタがなければ、わざわざつくる必要性を感じない。今回は、実験と言う枠内で遊んだのを詰め込んだ。
DAWのピアノロールと格闘するのとは無縁な５曲が入ったのが、この動画、か。
音楽だもんな。楽しまなくちゃ、だぜ。
