第33話 閉塞された宇宙

文字数 851文字

今回紹介するのはバンド時代の代表曲『閉塞された宇宙』だ!!
やっとここまで紹介する時が来たか、って感じだな。
ふむ。この『閉塞された宇宙』という曲は9分ある。ライブによっては11分ある場合もあったな。
そうそう。持ち時間、入りと捌け含めて25分しかなくてもやるからね、10分くらい消費するこの曲を。当時としては驚きだよね。練習スタジオに籠もっていてもほかのルームにいた奴らが集まってきて観てたんだよな、この曲を聴きに来てさ。
じゃ、早速動画を貼ろうか。
歌詞付きです、この動画は。作詞作曲はもちろん僕。
全体的に「語り」だよな、この曲。トーキング・ブルースを参照してるっぽいな。
この音源自体は、新宿三丁目のライブハウスでのライブ音源だったかな、確か。
と、なると11月だったか、そのライブ。
そうだなぁ。懐かしい。
ふむ。人生は山あり谷ありで、山では遭難し樹海を歩き、谷では谷底を歩く。平地がないな、特に汝の人生には。
平地だったとしても荒れ地だよ(笑)。
今回のこの『閉塞された宇宙』は、そういうやりきれなさがとても出ているな。叫んでいるけど。
そろそろ眠りにつく頃だな。紹介してきて楽しかっただろう。黒歴史だったが。
え? なにまとめに入ってんの?
は?
ここからが、本題みたいなもんだろう。
そうだったのか……。ていうか、このチャットノベルの最初の設定、ガン無視だよな、汝は。
空気読めないとはよく言われたもんさ。
全然反省してないな、空気が読めないことに対して。だから彼女が出来ないのだ!!
ガビーーーーン!!
また『ブロンズ・ロブスター』でも聴くんだな!!
しかし学生時代ルーズリーフに詩を鉛筆で書き殴っていた頃から、ずいぶんと遠いところへ来てしまったな。この楽曲たちは、もう僕の墓標みたいなもんだろ。もちろん、小説も、な。
そんな暗いこと言うなよ。
そういや、楽曲にコメントっていうかライナーノーツつけていく、って趣向になってないよな。それはもちろん、〈二週目〉を回るときにしていくんだろ。
神のみぞ知る。
と、いうわけで、まだ続くぞい!!
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登場人物紹介

るるせ:ウェブ小説家。宵越しの金は持たない主義。昼寝が好き。

るるせオルタ:るるせのイキってる部分が集まった姿。エナジードリンクが好き。

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