第20話 GarageBandでどう曲をつくるか。
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いや、GarageBandで曲をつくる最大のメリットは、無料ってことだろう。この曲のDAWはiPhone付属のGarageBandを使用している。でも、ガレバンだけだと、キーボーディストならともかく、使い勝手が良いとも言えない。
このギター、実は、やはり無料のiPhoneアプリ『Music Memo』で、アンプに繋いでいないギターをストロークしたものを録音したんだ。それを、DAW、ここではGarageBandにインポートした。そしてそのギターのオーディオデータに、ディストーションをかけて、歪ませた。
ポイントは、GarageBandは〈DAW〉である、ということだ。デジタルオーディオワークステーション。つまり、ほかのソフトなどで録音したりパーツをつくったりしたものを、DAWで統合する、という使い方をするのが、やり方としては正しい。また、拡張機能として、ほかのソフトシンセの音源を使うこともできるから、それで録音すると、いつもとちょっと違った感じになって、GarageBandっぽくない曲をつくることが可能だ。