第35話 Honey Like A Knife : Piano Ver.
文字数 1,486文字
るるせよ。汝は『電磁マシマシ』や『南商研』などのインターネットラジオを聴いていたわけじゃないか。それが活かされるとしたら、やっぱりこのチャットノベルのような形式なのではないか? 我はそう思うのだが、な。
いや、どっちも、そんなには聴いていないが。あと、このチャットノベルの参考にしてたのは麻枝准さんの『殺伐ラジオ』だ、とは言ってるけど、メーカーの古参でもないので、あまり喧伝するのも「なぜお前が?」みたいなとこがあるよな、と自分で思う。
このサイトの前身のサイトはKindleで小説の書き方講座を出してたんだけど、あれ、何冊も出してて、要するにチャットノベルを土台にして、なろう系小説を書いて当てよう! みたいな話に終始していた。結局は長いものに巻かれなきゃダメだ、っつー話になってたぞ。
我は汝、汝は我。言いたいことはわかるぞ。小説を書いてるだけじゃつまらないんだろ。で、発表の場なんて特にない。説明を説明文に書いてもしょーがないしな。すると、このチャットノベルの連携が役立つから、今後も利用したい、と。
このチャットノベルって宣伝ツイート、しないこと多いだろう。知る人ぞ知るラーメン屋的なところがあるな。そして、この音源はちゃんと聴いてほしいな。音質が酷いが、本当にこれ、デモテープなんだよな。デモ用に録音して。あとでバンドで演奏していたときはピアノなんて入らなかったし。
ああ、まあ、それは自覚してる。ほんじゃ、まあ、そろそろ『百瀬探偵結社綺譚』の次のエピソードも完成しそうだしな。次はその話でもしようか?
人生も終わるの、そんなに先でもなくなったような気分だよ、時間を思い出すと。歳月かけて小説を書いてきたけど、特にそれでなにかなるわけでもなかったし。今後もわからないしな。なにも出来ずに終わるんじゃねーか、って思うよ。