第35話 Honey Like A Knife : Piano Ver.

文字数 1,486文字

るるせよ。汝は『電磁マシマシ』や『南商研』などのインターネットラジオを聴いていたわけじゃないか。それが活かされるとしたら、やっぱりこのチャットノベルのような形式なのではないか? 我はそう思うのだが、な。
いや、どっちも、そんなには聴いていないが。あと、このチャットノベルの参考にしてたのは麻枝准さんの『殺伐ラジオ』だ、とは言ってるけど、メーカーの古参でもないので、あまり喧伝するのも「なぜお前が?」みたいなとこがあるよな、と自分で思う。
『本気はまた今度』はどうだ?
今、挙げたラジオはほぼ全部ニコ動に行っちゃったからなぁ。僕は除け者だよ。
大資本に回収される感じだな、まさに。
NOVEL DAYSの場合は運営はベンチャー企業だからなぁ。ここで偉そうにしてても「は? おたく何様? のべるでいず……? なにそれ」みたいなとこ、絶対ある。
ふむ。
このサイトの前身のサイトはKindleで小説の書き方講座を出してたんだけど、あれ、何冊も出してて、要するにチャットノベルを土台にして、なろう系小説を書いて当てよう! みたいな話に終始していた。結局は長いものに巻かれなきゃダメだ、っつー話になってたぞ。
身も蓋もないし、要約しちゃって良かったのか?
細部に有益なことたくさん書いてある本だからなぁ。要約しても、そこから零れ出るものをこそ読み取るべきだよなぁ、って。だから、良いんじゃね? アンリミテッドで読めるしな。
この『るるせミキサー計画』は、矢継ぎ早(笑)に自身の楽曲(笑)をアップロードしてそれを出汁にして喋る、というチャットノベルだったのだが、今となってみて、どうだ、るるせよ。なにか思うこと、あるか?
なに〆に入ってんだ、るるせオルタ。まだ終わらないぞ、このチャットノベルは。
ふむ。終わらす意味もないからな。遊びでなにかつくることはまだまだあるだろうしな。だが、始まりがあるように終わりもまた設定しないとダメだと思うぞ。
そうなんだよなぁ。
我は汝、汝は我。言いたいことはわかるぞ。小説を書いてるだけじゃつまらないんだろ。で、発表の場なんて特にない。説明を説明文に書いてもしょーがないしな。すると、このチャットノベルの連携が役立つから、今後も利用したい、と。
今回もYouTube連携あるんでよろしく。ライブで定番だった曲のひとつ、『Honey Like A Knife』のピアノ弾き語り音源だ。貴重なんだぞ!
これはまた、なんというか。
あたしはいつもボロボロになって生きる~、って感じだな。自分で言うのもなんだが。
このチャットノベルって宣伝ツイート、しないこと多いだろう。知る人ぞ知るラーメン屋的なところがあるな。そして、この音源はちゃんと聴いてほしいな。音質が酷いが、本当にこれ、デモテープなんだよな。デモ用に録音して。あとでバンドで演奏していたときはピアノなんて入らなかったし。
ふむ。
あと、各種説明書をちゃんと読め、汝はなにも読まないでつくるだろう。
ああ、まあ、それは自覚してる。ほんじゃ、まあ、そろそろ『百瀬探偵結社綺譚』の次のエピソードも完成しそうだしな。次はその話でもしようか?
一月も終わるなぁ。文芸に身を投じていると、時間が濃縮されてはいるが、あっという間だな、時が過ぎるのが。
人生も終わるの、そんなに先でもなくなったような気分だよ、時間を思い出すと。歳月かけて小説を書いてきたけど、特にそれでなにかなるわけでもなかったし。今後もわからないしな。なにも出来ずに終わるんじゃねーか、って思うよ。
人生詰め込んで書けよ、小説。いつくたばるか、わかったもんじゃないからな。
わーってるって。
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登場人物紹介

るるせ:ウェブ小説家。宵越しの金は持たない主義。昼寝が好き。

るるせオルタ:るるせのイキってる部分が集まった姿。エナジードリンクが好き。

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