第8話 天球イデア劇場
文字数 987文字
貴様とは一回、本気で殺合わなければならぬようだな……ッ!
本日の動画は、ボカロ曲、『天球イデア劇場』と、それを「自分で歌ってみた」の動画だ。
風変わりな曲だな……。洋楽好きなのだろうな、とは思うけど。
あえてボカロでやることに、その頃の我は意義を見出したのだ。
これ、歌詞はついてないけど、ミステリについて歌ってるんだよな。
歌詞については、「本人歌唱」バージョンが、聞き取りやすい。
よく「自分でつくったボカロ曲なんて、歌えないんでしょ?」という意見があるじゃないか。それに対しての、アンサーだ。
言いたいことはわかるぞ、るるせ。だいたいDTMやってるやつが弾き語り動画を出すと、それはギターとボーカルが、〈別録り〉だ。しかし、この動画の歌ってみたは、本番の〈一発録り〉だ。クオリティに、差が出るのは当たり前だろう。今どき一発録音はないだろう、ということだな。
この『天球イデア劇場』だが、歌詞は〈ブロークン・ワード〉という技法に近い。我の楽曲では、この〈ブロークン・ワード〉というのを、よく使う。覚えておくといい。
僕の曲は、DTMでも、オーディオインターフェイスに繋いでギター弾きたがる傾向にあるよな。普通、DTMerと言えば、YMOにあこがれてー、ってひと、多いのに。
YMOも打ち込みより手で弾いてる割合、多そうだけどな。
ヒューマライズ使っても、YMOの感覚は出せないよね。楽器の特訓しろ、って話なんだろうな。
クラフトワークも、良いぞ! ぜひ、音楽配信で聴いてみてくれ。
るるせがDTMでつくった、ボカロ初期作品には、ギターは入ってないことが多いのでな。電子音楽に慣れてから聴くと、いいかもなぁ、と。少しだけ思ってのことだ。
しかし、この天球イデア劇場を聴いていると、「どこがDTMなんじゃい!」と怒りたくなる気もするな。
ちなみにボーカロイドはミクさんのV3だ。でも、声はミクオリジナルを使用している。
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