第21話 真夏を浴びて【罰】
文字数 532文字
まあ、今日はこのボカロ曲コレクションを聴いてみろって。
『成瀬川るるせボカロコレクション【罰】』……か。つくっておいてなんだが、風変わりな曲を集めたボカロ曲集だな。作者自身として言うと「実験作」を集めた感じだ。
狂気に満ちた作品集だな。いろいろつくってきて、実験作に回帰した、とも言える。好き勝手やってるよな。楽しんでつくってるのがわかると思う。
一曲目『真夏を浴びて』は、ファーストトラックとなるに足る、ちょっとファンキーなメロを持った曲だ。メロって言うか、演奏の中に声を楽器として使っている、と言えるな。
二曲目『いでおろーぐに朝は来ない』に関してはどうだ?
ギターを相変わらず普通に弾いているわけだが。音色がストーンズを意識してるっぽさがあるな。いきなり聴いたらウケると思う。
ストーンズというのは、もちろん、ローリングストーンズのことだな。
それ以降の、3~5曲目は、アンビエントテクノをつくれないか、と模索してできたものだ。
るるせはなんというか……「おまえ、なにやってんの?」と言われそうなことばかりやってきた節があるな。
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