第44話 まやお

文字数 3,460文字


ギルド
ギルマス
ギルマスの甥
全然似てねぇ、どころか一片たりとも、、、
「そう責めるな、、、似てねぇのは知ってるから、、、こいつは美形全取り、俺は無骨のところ両親の家系全部似た。だけだ」
だけちゅーてもなあ?
うんうん、うなずく山田

「で、その美形なのにガンコーさんですか?」山田直球だなー
「姓はガンコーだが、、ガンコラン・デニャーニョ・ガンコー、だ」
「おお!!貴族様?!!気象関係?、、、、すると、、、?????????」
「おい、そのすっげー?はなんだ?俺が貴族だとなんか問題が?次男だからいんだよ俺は!!しかも気象てなんだ?」
納得、
「すっげー納得顔が失礼なんだがな?」
「で、ガンコランさんは貴族を継承?」
「まぁ、、したばかりなので、叔父貴に挨拶を、、」
まぁ!このまめさ!見習ったら良いのにっ!!
「何失礼なこと考えているか分からんが、失礼なのはわかった」
勘が良いなー元最強レベルの冒険者♪
「何に感心してるんだか、、」
「・・・・・・オジキをここまで翻弄するとは、すごいなこの若者たちは?」
「そのようなところに感心されましても、、」
すべて山田に任せて傍観している俺

だってなー?ガンコランだぜ?この国の名前がマルネラだろう?
あの漫画で
バンコラン、頑固だったら頑固ラン、おんなだったらま・・・・とかいうのがあったよなー

「ちなみに、ガンコランさんには妹様は?お姉様でもいいや」
山田も知っていたかw
「何がいいやなのかわからんが、いるぞ?」
「お名前は?(wktk)」
「何ワクテカしているかしらんが、ま
キター!!!
マルコランだ。」
がっくし、、、、

「ちょっと趣味が変わっててなー、」とガンコランを見る
困った顔のガンコラン
???
「何が?」
「髪形が変なの好きなんだよ、、」
ピーン!!!(山田+俺)
wktk!!!
「オカッパでな、うしろ刈り上げ」
「「キターーーーーッ!!!」」
「「凄いですっつ!!!名前通りですっつ!!!期待斜め上!!!」」
感動する2人を理解できず、困る2人。

「だいじょぶっす!もしかしたらいずれ上流階級やファッションモデルで大流行かもしれないので!!そのままでっつ!!」
「何言ってるかわからんが、早急に変えさせたほうがいいってことだけはよっくわかったわw」
がっくし、、、

「おもしろいんで、今度姉を連れてきます、髪形変える前にw」とガンコランは帰っていった。


「ギルマスー、もしかして、、親戚とかに○シャーヌとか、いる?」
「いねぇよっつ!!」
・・・・・
「ラシャーニャ、ならいるよ!!、、ったくおまえら、、」
「にゃが好きな一族なんですな?」
「たまたまだよっつ!!!」

このひまつぶしどもめ、、とかぶつぶつ言うギルマス

「あー暇潰したっつ!!」
やめろやまだっつ!!!
ギルマス鬼の形相!!
山田の襟首ひっつかんでダッシュで逃げ出した。
おじゃましましたーー!!

ギルドの外に子どもたちがいたので、一緒に常時依頼の採取に。
「増えたな?」
「おう!今7人」
「で、どういう甘言を弄したのだ?」
「はて?なんのことでしょうお兄さん?」
「もう一度聞いたほうが良いか?」
「・・・・・変七いちの変が、魔法教えてくれるんだぜ?って」
まぁ、事実か、、、
「じじつじゃねー!!」Y
「「「「「「「「事実だよ?」」」」」」」」
全員一致ですw共通認識ww


今日は人数が多いんでウサギ2羽はほしい。
俺の探知は範囲狭いんで山田にやってもらい、子どもたちが勢子。
で、追い出してきたのを俺が仕留める。
3羽いけた、子どもたち、夕飯前に腹一杯で大丈夫?
「すぐ減るから!!」
だとよー

採取も結構いけたので早目に帰宅。

途中で神田に会う。
「めずらしいね?外出なんて」
「あー、煮詰まると散歩にねー」
「あー、忘れやすいの?」
「三歩じゃねぇ、散歩だ。」普通に却下される山田。滑るのは痛い、、、はずだが、痛痒感じず山田。
その太さが山田の秘密かもしれん!

買食いしながら帰った。
「あー、たしかにすぐ減るかもなー」
美味い匂いで腹減るのかもな。


おっと、今日の晩飯当番俺だった、
焼きそば食いてーなー、生そばあったっけ?あったら焼きそば、
なかったら、パスタかなー。無かったら、粉からうどんでも打つか、、
肉うどん♪ウサギ食ったらなんか肉がよくなった。
鴨かアヒルがいればいいんだが、こっちにいたっけ?飼いたいなー、養殖する。卵もデカめでうまいし。

「山田と神田、晩飯麺ものでいい?」
「いいよ」
「めんというと、みみ
ぼかっ!!
神田に殴られる山田。
食う前にそれはないよなー食う時思い出しちゃう、、、
ハンバーグとかにしようか、、
あ、みみ*から連想してハンバーグになった、、w
まぁ俺は口に出していないからセーフかな?俺だけなら、思い出しても食える!!

結局、先に沖田がやっててくれて、からあげだった。
あ、焼きそばにからあげって結構あうんだよな、でもごはん炊いてあるんで自己却下。
ごはんのほうが合うしねっ!
そーいえば、ごはんと焼きそばも、騙されたと思って食ったら、いけたんだよなー、驚き!関西恐るべし!



ご飯後のまったりタイム。
ギルマスの甥のことを話した。
女子たちは見たがったw
しかし、マルコのほうをもっと視たがったww
ガンコランを見ると姉も相当美形だろう、、だからこそあの2人が微妙な嫌そうな顔をしたんだろう。
年齢からすると結婚しているはずだが、旦那は嫁がそんな髪形でいいのかな?
旦那も変な髪形なのかな?まさか髷とかじゃないよな?モヒカンもいやだよ。
いつ来るんだろう?kwtkだなーww

そー言えば、うちの狐(こ)になったはずのホンコンのコンは、ミケが、魔獣ではなく精霊だ、と。
俺らが、その精霊だと思っていたミケ達は、そんな程度のレベルどころではなく、ってんで、ホンコンはミケにくっついて子分みたいになって修行しているらしい。どーりで全く姿を見せないわけだ。なにせ油揚げをねだりに来たことすらない。
何のためにうちの狐(こ)になったのか、コンにとって意味なしだろ?とか不思議に思ってたが。

「その修行って、どの程度続くの?」
「ん〜?、せんねん?まんねん?・・終るまで?」
・・・・
「たまには顔出せって言っといて、、、」
「おう、、にゃw」




所代わって、ここはマルネラから遠く離れたある宗教国家。
マルネラから西に遠く離れているところ。まぁ、千葉家のある国と全く逆方向。
近くにあったら、ちょっかい出された厨二国に逆襲されとうに滅亡していたろう程度な武力だ。
しかし、そこはそれ宗教というアレで近隣国をいつの間にか支配下においていた。

そこに、思いもしない侵略がされた。

「教皇様!!!」 だだだだだだだだだっ!!!
「何かね?そんなに慌てたらみっともないだろう?もっと偉い者ならそのような
「そんな悠長な!!これを!!これをみてください!!」
差し出された一つの、普通の本
「この薄汚い本が、何かね?」
「とりあえずみてください、本は読むものですよ?」 本の意味くらい分かれよあほう!という司教の視線。
それだけで、この教皇のひととなりがよくわかるというものだろう。

そういう者が支配していたので、この国の本当の支配者であった王ですら何もできず、民は苦しんでいた。

なので、ねこかみさま、は苦しんでいる民の「癒やしの神様」=本物の神様とはこういうものだ、という一種の逃避先に丁度よかった。
民は皆一斉にねこかみさまに飛びついた。勿論王族達も、王側の貴族たちも。


「司教、あほかね?君は。こんなのは、我がウリムト教に取り込んでしまえば良いのだよ、ウリムト神の使徒である3匹のネコが、このねこ神だとするだけで済む。さっそく、そういう本を出し、全国民に買わせなさい。」
「でも、このねこ神を悪用して宗教を作った者たちは、皆惨殺されましたが?」
「うちはもう宗教がでいている。ねこ神なんというちんけなものよりよほど強大だ。それに入れてやる、てんだ、感謝されても恨まえるいわれはない。」
・・・・・
「何している!とっとと本を作って売り出せ!!  これで更に膨大な金が入る!ネコ神さまさまだな!!」

翌月、
その国の宗教は消えちゃった。
本の手配を命じられた司教は、手配を完璧に行ってから即還俗し、国から脱出し、幾つもの国を通り抜け、厨二国に入った。ここはそういった者たちにも安心な国なのだ。
そうやって、厨二国は、おもしろいネタをどんどん自国に増やしているのだった。

ほどなく、彼のかいた本が、本屋に並んだ。勿論ネコ神関連で。
ネコ神教は、組織もないくせに、勝手に増殖している。

勿論、変七達も千葉家の者たちも何も知らない。
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