第38話 きのこっておいしいよね!

文字数 2,344文字


街の皆が、自分が知らぬ間に変態の気があるんじゃないかと疑いだし、変態とか変とか言うことを避け始めた。当然うちらも変七、それに通じる七不思議、等、言われなくなった。
なので、山さんたちが加わるのを、どうにか姫は食い止めたわけだ。俺のことまで含めての、まぁ結果オーライ。

俺らは「変七菌」とか言われ始めるのを避けられた。絶対でっかい事だよなー
今度何気に姫になんかいいもんプレゼントしなけりゃーなー



その晩
「おまえは相変わらず安全装置だなー」
いきなりなんですか?

夢で神様にいきなり言われた

「山田安全装置だし、セカイを破滅させない装置だろ?
でも今回は、、ひどかったなwwwwwwwwww
あれはあれで、一種の街の破滅だよなーwwwwwwwwwww」
いや女神様の姿で、笑い転げるのは、、

「おまえは、現時点で、お前の存在だけでは稼ぐことはできないかもしれないが、このセカイとか、お前が存在するだけで、ものすごく危機を回避しているよな?」
二回だけじゃないすか、、
「それがそーでもない♪」
おもわせぶりっこ
「ふふん♪」
更にっ!!
「ま、いずれな」
はいはい



翌朝、特に皆に言うべき内容も無かったんで、言わなかったし、忘れてもいた。

鍛錬も朝食も終わり、神田のコピー気?機?もまだみたいなんで、
畑仕事を始めてみた。
未だ誰もてをつけていなかったのだ、怖いことにwww
祠周囲の花壇とかは小田がきれいに作って手入れしているが、そこだけ庭の中で浮いていたw

なので端の方から耕してみる。
「んーーー、、とりあえずぼこぼこにしたほうがやりやすいかな?」
魔法で、土をひっくりかえしていく、塊になっている土を砕いていく、草や石を取り除く。

昼迄には結構土をほぐせた。


昼食時
「きのこ、おいしーねー!」
小田はきのこが好きだ、
「そーねー、大好き!」沖田
女子はきのこが好きだ
「うん、きのこはなぜか好きだなー、」神田
・・・・きのこ好きは多い
「俺も!」山田
そだね

さて、
「きのこの栽培とか?」俺
「いや、買っても高くないし、」沖田
「とれたてって、おいしいのかなぁ?」流石小田いいとこ突く
「あれだよね、ツボとかにおがくずやぬか入れてほどほどに濡らしてきのこ菌いれて、秋の室温以上で放置すれば2週間程度でできるとか、じゃなかったっけ?」
「「「ほう!」」」

マルネラは常春である。

「俺、やってみたい」
山田?
・・・・
皆が想像した、
どんなものが生えてくるのだろうか?!!と

「では、皆で山田に協力しようか?」
「「「賛成」」」

前庭
大工さんに頼んで小屋作ろうかと言ったら
「いや、ちょとまちなさーい!」神田
えいやっ!
どどどどどどっつ!
見る間に土で、土蔵?
ふんむっ!
木が、森から飛んできた、、いーのかよ?誰か見てるんじゃね?
よっ!
ぱぱぱぱぱ!
板になりました。
「これで扉作ってねー」
任されました。
「「便利ねー!!♪」」
「いや、結構力使ったから、、」
予防線だとみえみえですが、でも幾分疲れが見えているのか演技なのかわかりません、ウマすぎてw

ついでに、と神田。
ぽぽぽぽ!
土から、きのこ?と思ったら、ツボが幾つも、、、かわい気な魔法、、、

木くずからおがくず作れるし、糠は乾物屋(米売ってる)で精米してるんで買ってこられるし、一緒にカサが開ききったきのこ買ってくれば、幾分胞子のこってるかも、だし、、
ちなみにきのこ狩りはしません、素人なので。



後日
山梨さんに聞いてみた。
「きのこ狩り?できるよ?俺らしょっちゅうやってるよ?毒キノコ?とりあえず食ってみりゃわかるよ」
ぜってー一緒に行かないっ!!


菌はそう多くはなかったらしく、半数程度しか生えてこなかった。
見た目普通。
食べてみた。山田がw
何も起こらない。
なので
きのこに強い山梨さんちに差し入れ。決して毒味役のつもりではない。
ミケも「だいじょうぶ?じゃにゃいか?」とか言ってたし、、、だからこそ、、w

数日後、成果を見、じゃなかった、ようす、じゃない!、とにかく行ってみようか?と訪問。

一人ジェンガをやっているランさん?
一人で乾いた土を集めて棒倒しをやっているヨードさん?
壁の前で壁に向かってぼーーーっと立っているシャインさん?
あれ?なにこれ?
うちの皆、恐怖しているんだけど、、、(除く山田。楽しそうだな?)
タマが、山梨さんに腹をモフられまくってよだれ流して目が逝っているんだが、、

「全滅だ」

「「「「恐るべし山田きのこ」」」」

タマは山田の資質の毛色がわからないので対処が弱いらしい、なのでわかっているミケがカウンター山田で処置を行った。明日目が覚めたらもとにもどっているだろう、とのこと。

その後、ミケはタマにさんざん叱られていた。


ちなみに
「どうよ?周子母にもってく?」俺
「「「「却下」」」」



「おまえら、、、わかってやってんのなー」
すみません、、でもおー
「怖いもの見たさ?実験大好き子供だったろおまえら。いい年になったんだから、」
でも、千葉家で山田使っていろいろと
「わーった!!もう言わんからっ!。 どーしよーかなー、山田パワーを少し吸い取っとくか?」
え?できるんですか?なぜもっとはやく!!
「いや、、吸い取るとどうなるか、、」
え?神様の中に入っちゃうの????
「ああ、、だからなぁ、、」
やめといたほうがいいと、絶対思います
「だよなぁ、」
中和とかできないんすか?
「・・・逆のパワーというと、このセカイではお前が一番ぴったりなんだよ、、、」
ぜってー嫌!!!

目が覚めた。夜中だったが、普通、神様の夢の時は途中でなんか絶対目覚めないんだが、何故か覚めたw


翌日から、俺が主体となって山田と普通に畑を始めた。
皆だいじょうぶか?と聞いてきたが、多分だいじょうぶじゃないかな?と答えておいた。
俺と一緒にやっている限り、あそこまでの影響はでないだろう、と、、、思いたいw
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