第26話 デストロイ山田のお告げ

文字数 2,239文字


それから、なんだかんだ理由をつけ、週子達は毎週来て一泊していくようになったwww
ミケさんがすげーってのもあるが、千葉家に問題があるってのも可能性高いよな?
もう正面の部屋、千葉夫妻専用でもいいよな?とか皆と言い合ったあと、山田は「千葉夫妻専用部屋」とプレートを作っていたんで、止めた。


厨二国には四季があるそうだ。
今は秋も真っ盛りとのことなので、周子夫妻が帰るのに便乗して俺達も行った。
街のはずれの方にある道場から、周囲の山々はよく見渡せ、紅葉がみごとであった。
「温泉もあるよ?」と武
早速いくべ!と全員一致。道場を見るのを周子に任せ、武は俺達を案内してくれた。

千葉道場から2時間ほど歩くと湯けむりが見えてきた。更に二時間ほど歩き、皆がもう嫌になってきた頃、旅館、、、つーか、湯治場?
一応食事も出してくれるらしい。

自分たちの世界の旅館やここの首都やマルネラのホテルと比べれば貧相だが、江戸時代の旅籠と思えば納得!みたいな造り。なかなか情緒があって良い♪温泉も硫黄泉!
で、3日ほど、浴びちゃ食っちゃ寝ーを繰り返したら、、女子達危機感発生らしい?なんで?体重計無いよこの世界?

道場で稽古をしたい!という女子達のツヨイヨウボウに、武が超同意。仕方なく天国を後にした。
ほんもんの天国って、娯楽や刺激がなーんにも無く、食っちゃ寝でも太らず、でもやることってそれしかなく、、みたな地獄なんだってなー
ソフトな地獄かハードな地獄か、みたな違いだけだが、大きいのか、、、な?大きいよね?差。

千葉家に滞在すると周子母の歓待で太ーる要素大量注入されるので、女子主張で道場に泊まる。当然俺らも強制される。
うむ、掃除してきれいになった道場は気持ちいいなっ!なわけあるかー、、普段使わない部分使ったんで、小鹿さん生まれたてです、、二回目なので慣れました、、


「・・・こども、もういんじゃね?・・・」
デストロイ山田のお告げを聞いた周子と武、あわてて医者に「医者はどこだー?」

3ヶ月めに入った所だと、、医者も感心していた「よくわかったもんじゃな?」

周子母、山田を見る目半端なくなった。多分、山田は祭り上げられるんじゃないかな?子宝神に。
翌朝の食事時の座敷、床の間に畳が一枚しいてあり、中央に座布団が3枚重ねてあり、その前に豪華絢爛な「朝からコレ?重すぎない?」朝食。山田席だ!山田を除く全員が即理解した。

その日から帰る日まで、我々は山田を千葉家に放置し、行動した。

「このまま置いていきましょうか?」とマルネラ帰り際に周子母に問う。
顔を輝かせて「いいのですか?!!!」
山田に目で問う。「どうよ?」
悩む山田。wwwwwwいや別に瞬間移動があるんだからお前だけ両方拠点でもいいじゃん?
多分、この国の神様の一人になるぞ?と、俺らおもいっきりそそられていた。
「いや、また今度にいたしますでございまする」日本語で桶

消沈した周子母。
だが、孫がいる(近未来)のだ、思い出せ!!

「お孫さんが産まれたらまたお邪魔しに来ます」
となだめ、瞬間移動した。



「山田くんすごいよねー?」
「うん、、どうしてわかるんだろう?」
「え?神が言ってたじゃん?」
・・・・
「「「「俺ら(私達)聞いてない!」」」」
山田限定お告げか、、、
「山田、神様の玩具だな」
「へへー、いやぁーそれほどでも、、」
「「「「うんうん!!」」」」



で、
誕生祝いを何にする?って。
1つじゃなくてもいいよねー、と女子たち。
「どっちだろう?」
「娘だって」山田
・・・・まぁ、山田だから、、、
「女の子かぁ、、いいねー♪!!」
なので服に決定。女子達は、いろいろデザイン考えたり選んだり作ったり楽しんでいる毎日。

周子夫妻が来た。
「え?もう子供できたのに?」と皆が思った。除く山田。

「いやぁ、、なんかここに来ないと落ち着かなくてな、はっはっはっはっは!!」
流石周子女史!どこのなにが流石なのかわからんが、よくわかる気もするのがなんか、、、。

で、女の子だよ、と女子達が教えてあげると、びっくりし、山田の顔をチラ見して納得し、喜んだ。
「周子に似ているといいなー」武
「いや、お主に似るほうが美人になるぞ?」
皆周子の意見に激しく同意した。
腑に落ちない武「男なのに、、、」


ギルマスに挨拶に行き、
「ギルマスの同期がおじいちゃんになるんですー」って言ったら
超複雑な顔w
これを見に来たいぢわるな連中5人w
うちにはミケがいるので、千葉家にいるよりよほど安全だというので、ちょうっと逗留するということになった。
山田が作ったが日のめを見なかったドアのプレートが日のめを見た。


二ヶ月ほど滞在したら、ダゲー妻軍団時期補佐が飛んできた。
「千葉夫人から頼まれて、早く帰ってくるようにと。いくら何でも長居しすぎ!うちが嫌いになったの?!!だそうですよ?連絡くらいしてあげなさい。」と叱られていた。
俺らは、武くらいは毎晩か2−3日に一度は顔をだしに帰っているんかと思いこんでいた。
放置とは!!やるなー!!母、かわいそうなり!!親の立場は異世界でも同じかぁ、、

「2−3日実家に帰ってくる」と周子は言い残して帰っていった。
あれ?

そう言えば、ついでのように「道場は父に頼んだ」とか言ってたよな、、完全放置か実家側を、、、確信犯!!

流石に出産間近になったら帰っていった。

まぁ、実家にいたら動くことも制限されたろうから、でぶって出産が大変になったことだろう。うちにいて自由にできたのはよかったのではなかろうか?ミケ効果アリだし!!

さあ、出産間近だ!!
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