第127話 連立解消?

文字数 1,104文字

 公明党が自民党との選挙協力をやめると宣言しました。
 今のところ東京に限ったことらしいですが。

 はっきり言って、私は大歓迎です。
 そもそも意見が近い政治家の集まりが政党です、政党が違えば意見も違うのも当たり前です、恒常的な連立って変だと思いませんか?
 LGBT法案が衆院を通過しましたが、あれは公明党に配慮した法案だとも言われています、信念を曲げてまで党勢を維持したいと考えるのは本末転倒だと思いませんか? 自民党に幻滅して支持することをやめる層もかなりいると思います、支持者を減らしても選挙結果が上がれば良い、とは思えないんですけど。
 確かに、何か重大な法案を議論している際、その法案については同じ見解を持つ政党が一時的に連立するのはアリだと思います、ただしあくまで一時的にです。
 ですが、自民党と公明党ではかなり違います。
 私が重要だと思うのは、中・韓との関係、安全保障の問題、そして憲法の改正ですが、それらの政策に関して言えば全く相容れません、かつて、故・石原慎太郎氏は『公明党は必ずやあなた方の足枷になる』と忠告していましたが、現状を見ればその通りになっています。

 公明党の支持を得られないことで落選する自民党議員もいるかもしれませんが、下駄を履かせてもらわなければ当選もおぼつかないならば落選もやむなしと思います、要するに当選するだけの支持が得られていないということですからね、それによって自民党の議席が減ってもそれは仕方がないことです。
 昨年の参院選で、小野田紀美議員は自ら公明党の推薦を断りましたが、見事圧勝しました、彼女のような議員が必要なのであって、公明党の票を当てにして自分の考えを明確にできない議員ならばどうでも良いです。

 そもそも、私は今の自民党を支持していません、安部元総理が亡くなってからと言うもの、自民党は迷走しているように思うからです、ですから今は『支持政党なし』です。
 ですが、選挙には必ず行きます、選挙では政党ではなく候補者で選べばよい、と言うかそれが本筋だと思うのです。
 比例代表制にしても、自分が投票したことで当選に少しでも近づける議員を見定めて投票します。
 
 この際『東京では』なんてみみっちいことは言わずに全国的に選挙協力なし=連立解消の方向で進めてもらいたいものです、そのことが政界再編のきっかけになれば良い、そう思っています。
 議員が所属政党を変えることは『アリ』だと思っています、人の考えは変わることがあるものですし、考えは変わらなくとも所属政党の方が変わってしまうこともありますしね。
 政界再編ガラガラポン、自民党が迷走している今、私はそれを望んでいます。
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