第92話 自民党総裁選・結果

文字数 1,837文字

 昨日(2021.9.29)自民党の総裁選が行われ、岸田文雄氏が当選しました。
 数日の内に岸田内閣が発足することになります。

 私としては高市さん推しでしたから残念ではありますが、まあ、最悪の結果は免れたなと言うのが正直な感想です。
 少し大人しすぎるように見える岸田さんですが、これからの手腕に期待しています、とりわけ筋金入りの媚中派・2F幹事長外しを公言されていただけに、そこはきっちりとお願いしたいですね、昨年あたりから中国の暴走ぶりが加速していますから、この期に及んで中国に媚びていたら取り返しのつかないことになりかねないと思っていますので。
 
 高市さんも健闘されたと思います、議員票では河野氏を上回りました。
 今回の総裁選でブレない信念を感じさせる論戦を張ったことで、知名度、認知度はぐんと上がったと思いますので、次の総裁選では本命になり得るんじゃないでしょうか。
 もちろん岸田内閣が結果を残して再選に臨むのであればそれはそれで喜ばしいことでありますから、『次の総裁選』ではなく『ポスト岸田』の総裁選のことになりますが。

 新総裁には、高市さんを重要なポストに付けていただきたいですね、外国、とりわけ中・韓・北の三国に対してしっかりと日本の国益を主張し、国民、国土を守る姿勢を貫いて頂きたいです。
 本当はこの総裁選で高市さんが総理にならないと日本は危ないとすら思っていたので、せめて外相か防衛相になってもらわないと……。
 実際、衆院選が迫っていますから、高市さんを選挙のもう一つの顔としない手はないですね、これまでも女性首相候補がいなかったわけではありませんが『ひょっとするとあり得なくはない』程度でした、女性首相の誕生を『ガラスの天井』と例えられたりもしていますが、高市さんはそのガラスに大きなひびを入れたと言えるのではないでしょうか? 
 岸田さんが早くも再選のことを考えているとしたら脅威にもなりうるわけですが、上手くタッグを組めれば強力な援軍ともなり得ます。
 どんなポストが振られるか注目したいと思います。
 
 河野さんは厳しくなりましたね、今回議員票で3位。
 安倍政権下で外相、防衛相を務めた頃は、歯に衣を着せない物言いで『やるな!』と思いましたし、近い将来の総裁候補とも思っていたのですが、イージス・アショア配備を突然撤回した辺りから『おやおや?』となり、その後は徐々に政権の中心から外されて行った感もありました、河野さんとしては『ここで総裁にならなければ、次はないぞ』と言う焦りにも似た気持ちがあったのではないでしょうか。
 まあ、実際は『自滅』した感はあります、論戦でもブレが目立つだけでなく、大事なところは明快に答えずに、あとで『そんなことを明言した覚えはない』と開き直れる逃げ道を作っているようにも見えました、親族の会社のことで中国との金銭的なつながりも透けて見えてましたから。
 河野さんを推していた進次郎環境大臣も、『将来の総理総裁候補』の目は消えたんじゃないでしょうか、環境大臣としても思い付きをそのまま口にするだけで、レジ袋の一件ひとつとっても無能ぶりが広く知られてしまいましたから。
 まあでも、変なハナシ、進次郎官房長官を見てみたかった気はしないでもないですよ、この連載にばんばんネタを落としてくれそうですしw
 石破さんも、今回河野さんが落選したことで、遂に『賞味期限切れ』になったのではないでしょうか。
 今回は河野さんを応援して幹事長や官房長官などの要職に着き、捲土重来を期したのでしょうが、河野さんが敗れたことによってその目も消えてしまいましたから。
 
 それにしても、マスコミ連日の『河野さん有利』報道は何だったんでしょう?
 まあ、党員票ではトップだったわけで、マスコミ挙げての一大キャンペーンがあながち無意味だったとまでは言いませんが、議員票は全く読めていなかったと言うことになりますよね、泡沫候補扱い→右翼扱いをしていた高市さんにも後れを取ったわけですから。
 要するに願望をそのまま垂れ流して世論を誘導しようとしていただけだったような気がします、マスコミの力が徐々に削がれていることを露呈した総裁選挙だったようにも思います、そろそろ反日左派一辺倒はやめたらいかがですか? 願望や憶測を垂れ流すだけならそれは報道とは呼べません。
 売れると踏んだ商品が売れなかった、そこに考察も反省もなく同じ失敗を繰り返していれば、一般企業なら潰れてますよw
 
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み