第118話 コニタン

文字数 1,674文字

 しばらくこの連載から遠ざかってました。
 実は89歳の母を介護してます、トイレや食事はなんとか自分で出来ますので書く時間が全く取れないというわけでもないのですが、なかなか気力が湧いて来ないんですよね、現実の忙しさよりも精神的にすり減ってしまうんです。
 イラストものの連載は競作になっていることもあって何とか書けているんですが……。
 この連載を書けないでいる間にもまあいろんなことがありました、私の中でもだいぶ溜まったものもありますので何とか書いてみようと思います。
 
 と言うようなわけでして、話題としては少し古くなりつつありますが、コニタンこと立立憲民主党のKH議員の話です。
 参院憲法審査会の野党側幹事を務めるコニタン、衆院の審査会が週一回の開催となっていることに対して『サルのやること、蛮行だ』と切って捨て、与党ばかりでなく野党側からも猛反発を食らっているわけですが、明確な謝罪や撤回もないままに、あきれた言い訳、論点ずらし、逆切れなどのオンパレードを披露して更に反発を食っていますよね。
 その辺りをつついた産経新聞の記者に対して、例の人を小ばかにしたようなにやにや笑いを浮かべながら対応し、言葉に詰まるとお得意の『法的措置』をちらつかせたりしていますよね。
 はっきり言ってあれは恫喝ですよ、コニタンと言えば高市大臣を8年前の総務大臣時代にTV番組の制作に介入したとして追及してましたよね。
 そもそも『いつ、誰が、誰に向けて』書いたのかわからない文書をネタに辞任を要求していましたが、そもそも文書の信憑性が乏しい上に、介入されたとされる番組は今も思い切り偏向報道を続けているのを見れば、政治的介入があったなどとは到底思えません、それは『言いがかり』にすぎないように思えるのですが、彼はあのネタで『大臣の首が取れる、安部派の残党を潰せる』と思ったようです。
 コニタンが今責められているのはほぼサル発言に対してですが、むしろ怪しい文書で大臣の失脚を画策した罪の方が100倍重いと思います。
 あれで大臣の首が取れるのなら、江戸時代の刑場よろしく生首をずらりと並べることも可能でしょう、そんな彼の所業はそれこそ『万死に値する』ですよ、彼が得意な言い回しを引用すれば。

 彼は『憲法学者』だそうですが、ウィキペディアで調べる限り、法学を学んだ経歴は見当たりません、ま、資格試験ならともかく学者を自称することに学歴は必要ないわけではありますが、大抵の人は『???』となりますよね。
 彼は東大出身、確かに記憶力は人並外れたものを持っているようなので、憲法を丸暗記して『憲法学者』を名乗っているのかもしれませんね、そう言えば故・安部首相に対して『これは憲法第何条に書かれていますか? お答えください』などとクイズまがいの質問をしてましたっけ。

 どうもね、彼を見ているとある人物を思い出してしまうんですよ。
 最近は話題に上ることがほとんどなくなったKK氏を。
 どちらにも底知れない不気味さを感じるんです、それがどこから来るかと言えば、底知れず強靭なメンタルのような気がします、どれだけ叩かれようと平然としていられるメンタルです。
 あえてメンタルの強さとは書きません、本当に感じていないのかもしれませんし、本人は『自分はこれで良いんだ、私の何が悪い?』と思っていそうですからね。
 KK氏が盛んに話題に上っていた頃『ゲミュートローゼ』と言う言葉を知りました、日本語では『情性欠如者』、彼がそれではないのかと言うわけです。
 ゲミュートローゼの特徴としては。
・他者に対する思いやりや同情、良心や羞恥心などの高等感情を持たず、罪悪感を覚えない、当然、反省や後悔もしない。
・異常に意志が強く、罪悪感や自責の念に陥ることを絶対的に拒否する。
・自分の意志を貫くためには、嘘をついたり他者を貶めたりすることに罪悪感を持たない。
・嘘が発覚してもシラを切る、ひそかに言い換えたり書き換えたりして押し通そうとする。
 と言ったようなことが挙げられます、どうですか? 結構当てはまりますよね。
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