第11話 近未来Wiki 印象派

文字数 579文字


 印象派(いんしょうは)または印象主義(いんしょうしゅぎ)は、21世紀初頭の日本に発した新聞を中心とした偏向報道活動であり、当時の日本で発行されていた朝日新聞が起源である。
 朝日新聞は日本の保守層からの激しい批判にさらされながらも、徹底した捏造や極度に偏向した記事を連続して掲載することで突出した存在になった。
 この報道姿勢を端的に示すものは従軍慰安婦が存在したとする虚偽の報道である。
 この記事は詳細な聞き取り調査によって被害者側とされる韓国済州島の住民から否定され、記事を書いたライターがフィクションであったことを表明してなお、旧日本軍が悪辣な軍であったと印象付けようとする意図の元に長年訂正も謝罪もされなかった。
 この記事に代表されるように、事実をありのままに伝えると言う報道の本質から乖離し、記事から受ける印象をことさらに重視して世論を操作しようとする報道姿勢から「印象派」という新語が生まれた。
 印象派の記事の特徴としては、いかに些細な事象であり、正確性や信憑性に疑問がある場合であっても、それが政府の悪印象に繋がるものであれば長期にわたって大きく取り上げ、あたかも事実であるかのように報道し続けることなどが挙げられる。
 正確な情報を読者に提供することは二の次とされ、『報道しない自由』や『知る権利の侵害』などと言う派生語も生んだ。
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