第24話:2013年夏の欧州旅行2

文字数 2,818文字

 しばらくして、出て来た良江さんは、うっとりした様子で満足げに良かったわよと言い、ビアトリクス・ポターの書斎の机、家具、私物などの写真を撮ったから後で見せてあげると言った。その後、ホワイト・ウォッシュドコテージや石畳の路地で有名なホークスヘッドの美しい村へ向かいます。それからこのエリアで一番美しいといわれるターン・ハウズへバスで移動した。

 ここでは、小さな湖の素晴らしい景色と湖の向こうの険しい山頂の景色がくっきりと見え、思わず何枚も写真を撮った。その後、ターン・ハウズへバスへ移動した。ここは、林に囲まれた、きれいな沼といった感じがした。沼に流れ込む清らかな川のみずは、とてもきれいそうだった。伐採された木もいくつもあった。また高台に上がると、山というか高い丘のような雄大な風景が見えて、何枚も写真を撮った。

 その後、バスにのって、宿まで送ってもらったが、かなり時間がかかり、この湖が長いのを感じさせられた。夕方17時頃にホテルに到着した。部屋に戻り、奥さんが小山田聡に撮って来た写真を見せながら解説してくれた。その後、風呂に入って、19時前に夕食をとりに行った。帰って来ると、奥さんがポターのピーターラビットのエピソードを語り初めて、あまりに話が長いのでギネスビールを飲み始めた。

 すると、睡魔が襲ってきて、21時過ぎに床に入って眠りについた。翌8月25日、朝、7時に起き、朝食をとり、8時半にフロントでバスを待った。するとホテルの前で止まり、と奥さんの2人がバスに乗り込んだ。最初に到着したのは、壮大な景色と湖の景色のためにレイ城を訪問した。まさに中世の城といった趣のある重厚な城だった。

 柱には十字架が掘られて、入場料を払って、何をのぞいてみた。城壁の上から湖の反対側の湖岸を眺められ、林、丘、山などが見え、多くの写真を撮った。城のドアの絵も荘厳できれいな物だった。城の内部に入りの天井をみると、芸術的な10本の梁「はり」が素敵だった。この地域は、ビアトリクス・ポターが最初に訪れ、湖水地方の風景や文化に恋したと言われる場所だけあって 、芸術的な作りと装飾がなされていた。

 次にニア・ソーリー村を訪れた。ここに、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターさんが住んでいた。近くには、彼女が「私の湖」と呼ぶほど大好きだった湖、エスウェイトウォータがある。歩行者専用道路で湖畔をゆっくり散歩できる。ビアトリクスは湖水地方でたくさんの土地を購入し、湖水地方で最も美しい場所の1つとして知られる美しい田舎を所有した。

 少し車で走ってコニストン・ウオーターと呼ばれる細長い湖につく、そこから湖畔までは10分で湖畔に到着。そこにはボートセンターとカフェがあった。遠くには、この地方最大の山、オールド マン オブ コニストンがあり、よく見えた。オールド マン オブ コニストンは、岩山で、樹木が少なくはげ山で標高は約800メートル。この村は彼女の「小さな書物」イラストに多く描かれている。

 タワーバンクアームズは、ケープが直面する場所としてすぐに、わかり、コリー犬はジェミマパドルアヒルを救助するために2匹のキツネの子犬を探した。この景色を見て、良江さんがポターの本の挿絵の場所よと、思わず叫んだ。彼女はしばしばヒルトップを訪れ、この美しいイングランドの人々と彼女の周りの場所に触発され、数多くの本をここに書いた。

 彼女の将来の夫、ウィリアムヒーリスを求めている間、ビアトリクスが歩いていたエスウェイト・ウォーターはヒルトップの近くにある小さな湖。 これは「レイクズの中で最も美しい」と思ったビアトリクスの一番好きな場所。彼は、彼女の土地購入についてビアトリクスにアドバイスした弁護士でした。彼の事務所はホークスヘッドの村にある。今日、これらのオフィスにはビアトリクス・ポター・ギャラリーがある。

 観光を終えて11時半ホテルに戻って来て、昼食をとり、仮眠して16時に、ホテルの精算を終えて、ホテルから17時にツアー会社のミニバスでオクセンホルム駅18時に到着して18時半発ロンドン行きの列車に乗った。ロンドン・ユーストン駅に20時20分に到着して駅近くの予約したホテルに入った。その際、フロントに置いてあったロンドンの観光案内パンフレットをもらった。

 その後、21時には風呂に入って、ビールを飲んで、眠りについた。翌8月26日、朝10時に起きてビッグベンまで、地下鉄で15分で到着した。パンフレットには、ビッグベンが2012年に「エリザベス・タワー」と名前が変わったと書いてあった。しかし、ビッグベンは、まさしく懐かしい映画で見たものと同じで妙に感動し、何枚もの写真を撮った。時計台の高さは96メートルで、迫力があった。

また、時計の文字盤には豪華な金の装飾が施され、豪華さと気品にあふれていた。15分ごと、1時間ごとに大小の鐘が鳴る4面時計で、その美しさとオーラはさすがだ。その後、タクシーでロンドンアイへむかった。ここでは、何と言っても、大きな観覧車だ。早速、2人で観覧車のゴンドラに乗り込んだが、コンドラが巨大で驚いた。後で聞くと25人も乗れるそうだ。

 一番てっぺんで135メートルもあり一周するのに30分程かかった。その後、近くにあるウエストミンスター寺院にむかった。この寺院は、英国皇室にゆかりのある場所と聞いていたが、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われた。1997年には、あのダイアナ妃の葬儀もここで行われたようです。960年に建立され、英国国王の戴冠式を行う寺院として、有名な建物です。

 寺院の中はアーチ型の高い天井と巨大なステンドグラスが広がっており、その美しさに見とれてしまい、多くの写真を撮ったのは言うまでもない。またバッキンガム宮殿が近いので歩いて向かった。ここは、今でも王室の住居として使用されている世界でも珍しい宮殿だ。バッキンガム宮殿は、何といっても宮殿前で行われる「衛兵交代式」。

 この交代式を見に訪れたが、8月は、10時から12時の間に交代式が行われる様で、宮殿前は、既にかなり混雑していた。しかし、宮殿前からが一番よく見えるとパンフレットに書いてあった。その通りで、交代式を様々な角度から見ることができた。その後、ホテルに戻って、昼食をとり、精算を済ませて、13時にホテルを出てた。徒歩10分弱でレスタースクエア駅に着いた。

 そこからナショナル・エクスプレスA1列車に乗り1時間15分でロンドン・ルートン空港に14時半に到着。ポルトガル・リスボン空港まではLCCなので、空港係員に登場口を聞き、15時半に登場手続きをして、近くのカフェケーキセットを食べた。18時に登場し21時過ぎに、リスボン空港に到着した。そこから、予約したホテルにタクシーで22時に到着して風呂に入りビールを飲んで床についた。
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