第23話:2013年夏の欧州旅行1

文字数 2,933文字

 2013年8月19日の朝、パスポートやチケットと旅行の荷物をサイド確認して、タクシーで岡山駅から新幹線で東京へ10時前に到着した。成田エクスプレスの乗り場から10時過ぎの列車に乗り込んで、11時前に到着し、成田空港から成田ビューホテルへのバスで、ホテルにチェックインした。ホテルで昼食をとり、このホテルの自慢の天然温泉に入った。

 そして、少し仮眠して、ホテルの部屋で休んで、18時半過ぎに夕食をとりに中華料理のお店に入って、19時過ぎに出た。フロントで散歩の場所と聞くと、敷地内に事前の森林があると聞き、30分くらい散歩した。その後、部屋に戻り、また、天然温泉にゆっくり入り、21時前に、部屋に戻り、ビールを飲むと、眠くなり眠りについた。翌朝6時に目覚めて、ホテル周辺の自然林を散歩した。

 その後、成田空港行きのバスに乗り、8時半に到着し、飛行機の登場手続きを取り、出国ターミナルの登場口の近くのレストランで朝食をゆっくり食べ、登場時間までまった。11時半に登場が始まり、乗り込んで、12時過ぎに成田空港を飛び立った。フライト時間は12時間半で、その間、映画を見たり、仮眠したりして過ごした。数回の食事が出て、その度に起こされた。

 そうしてロンドン・ヒースロー空港に8月20日、16時過ぎに到着した。そこから、ロンドン市内のホテルへ向かい、18時近くに予約したホテルに到着してチェックインし、夕食をとった。その晩は、時差呆けで、寝れなかったがビールを飲んで、何とか、床についた。翌朝9時に起きて、朝食をとり、ホテルをチェックアウトして、地下鉄でロンドン・ユーストン駅に到着した。

 8月21日11時過ぎのオクセンホルム行きの列車に乗って、約3時間半で到着した。次に、ウインダミア行きの電話を30分待ち乗り変えて、15時前にウインダミアに到着して、タクシーでホテルにチェックインした。ホテルの人に観光の情報を聞くと、日帰り湖水地方の10の湖ツアー、ウィンダミア発湖水地方峠越え山岳冒険ツアー、ビアトリクスポッター・ベテランガイド付き午前半日オールインクルーシブツアー、ウィンダミア発ビアトリクス・ポターの湖水地方ツアー、湖クルーズ付きの4つを紹介してくれた。

 これらの中で、良江さんは、ビアトリクスポターの大ファンで小さいときに見たうさぎや動物の物語を思い出した。日帰り湖水地方の10の湖ツアー、ビアトリクスポッター「エキスパートガイド付き」、午前半日オールインクルーシブツアー、ウィンダミア発ビアトリクス・ポターの湖水地方ツアー「湖クルーズ付き」の3つのツアーを申し込んだ。明日は、日帰り湖水地方の10の湖ツアーを予定した。

 その翌日8月22日は、ウィンダミア発ビアトリクス・ポターの湖水地方ツアー、湖クルーズ付き、最終日は、ビアトリクスポッター・ベテラン。ガイド付き・午前半日オールインクルーシブツアーに申し込んだ。作業を全部終えると、タクシーでウインダミア湖の船着き場へ行った。そこは、モーターボートが置いてあったり、お土産屋など、にぎやかで、遊覧を終えて船から下りてくる観光客で混雑した。

 少しして、お客さんが、去った後、湖とその向こうの山を眺められるベンチに腰かけて、眺めて、多くの写真を撮ってきた。湖の岸にはか白鳥とかもが、たくさん集まっていた。観光客が与える餌を目当てに、岸にやってくるのだろうと想像できた。レクリエーションセンターもありターゲット・ゴルフ、テニスコートも4面あり、湖面を渡す涼しい風を感じてテニスをしてるカップルも見られた。

 そして日が傾いてきた頃、タクシーで宿に帰った。18時半になっていて、夕食の支度ができたと言われ、夕食をとりに行った。19時過ぎに部屋に戻り、風呂に入って、その後、ギネスビールを飲むと、疲れが出て、急に眠くなり、21時には床についた。翌朝8月23日、6時過ぎに起きて、宿の近くの景色の良い草原を散策して、7時前にホテルに戻り、その後朝食をとった。

 その後、9時にホテルにミニバンが来て、8人程が乗り込んでユネスコの世界遺産に登録されている湖水地区に向かった。起伏に富んだ丘陵地帯や岩だらけの渓谷の景色を楽しみながら、この地域の歴史や地質について英語で説明した。ウィンダミア湖の海岸線を横断してアンブルサイドへ、その後、石畳の道をのんびりと散策した。続いてライダル湖まで進み、ここで休憩して写真を撮影。

 その後ボローデール渓谷を抜けて、バターミアやグラスミアといった美しい村を通り過ぎ、止まっては写真を撮った。カークストン峠を登ってバセンスウェイト湖を眺め、ホニスター峠の岩石の多い傾斜はちょっと、きつかった。17時過ぎには、ホテルに送ってくれ終了となった。ツアーの中では、キャッスルリッグストーンサークルが独特の雰囲気が感じられた。

 また、ヘルベリンとハイシーとの山々景色も良かった。このストーンサークルは、新石器時代、紀元前3千年前にできた英国でも初期のものだと説明された。これがケルト文明の遺跡だと感じられた。ホテルに戻って来て、風呂に入って、ちょっと休むと、疲れがどっと出て、明日、足が痛くなければ良いがと心配になった。風呂から出て、夕食を食べに食堂に行くとパンとチーズと肉とサラダ、コーヒーのセットだった。

 部屋に戻り、ツアーの話を少しして21時過ぎには、ベッドに入り、直ぐに寝てしまった。翌朝6時半に起きて、宿の周りを散歩したが、それ程、足は痛くならず、安心した。今日は9時半に宿に迎えることになっていた。そこで、朝食を食べに行き、8月24日、9時には、準備して、ロビーで、迎えを待った。すると、昨日と同じ様なミニバンが来て、「ビアトリクス・ポターの湖水地方ツアー、湖クルーズ付き」のお客さんと呼ばれミニバンに乗った。

 すると初日、来た、湖のクルーズ・ターミナルに行き、古めかしい観光船に乗り込んだ。出発すると、うっそうとした林が目に入った。湖面は静かで、ゆれはすくなかった。15分もすると、目の前に丘というか小さな山のようなものが林の向こう側に見えた。その景色からすると、湖は、カナに細長いことが容易に想像できた。それにしても湖面を渡る風、8月の暑さを感じないほど涼しかった。

 船の2階は、誠に景色が良く、ほぼ満席だった。やがてアンブルサイドが見えてきた。その近くの湖の北に位置するウォーターヘッドの湖岸に降りた。再び、ミニバスで田舎道を抜け、ビアトリクス・ポターの児童書デビュー作、ピーターラビットのおはなしの売上を使い1905年に購入した、ヒルトップへ行った。ポターは、ビアトリクスは湖水地方を愛し、生涯のほとんどをここで過ごし、作品のインスピレーションを風景や村から得たと聞かされた。

 次に、ビアトリクス・ポターの物語に多く登場する美しいコテージガーデンや、菜園、かわいらしいお土産屋さんが目の前に現れると、奥さんの良江さんは、身を輝かせて喜んでいた。その周辺を興味深げに散策して写真を撮った。彼女の部屋を見たい人とガイドに聞かれ、良江さんは手を上げたが、小山田聡は手を上げず、外で待っていた。
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