第28話:ポルトガル、ポルト観光後に日本帰国

文字数 2,767文字

 淡いピンク色が印象的な内壁や天井を、黄金の装飾や精巧な彫刻の数々が素晴らしく、優美な空間に仕上がっています。次に、ポルト大聖堂へ歩いて10分弱でついた。まず目に付いたのは、ポルト大聖堂前に立つ騎馬像はイマラ・ペセラという勇士で、ムーア人との戦いで武勲をたてた人物とのことだった。ポルト大聖堂前広場に立つペロウリーニョと呼ばれる円柱はかつて、見せしめのために罪人が吊るされたという。

 ここは、ポルトで最古の教会でポルト歴史地区とドウロ川を見下ろすように立っている。歴史は古く、12世紀頃にロマネスク様式として建てられたと言われている。がっしりしたファサードに残されているバラ窓が、その当初につくられた建築の唯一の面影となっていた。長い歴史の中で増築・改装されているため様々な建築様式を見ることができます。

 14世紀にはゴシック様式の回廊などが改築されて今では美しいアズレージョを見ることができる。回廊に入るためには入場料が必要。ポルト大聖堂内部、祭壇は銀細工で17世紀に造られた。バロック様式の張り出し玄関と、銃眼模様のアーチの下に美しいロマネスク様式のバラ窓があり、要塞化された教会だという印象を受ける。

 ロマネスク様式の身廊は、狭い方で、トンネルヴォールト「円筒形のヴォールト」が架けられている。両側は背の低いヴォールトの側廊となっている。中央にある身廊の石造り天井を支えるのは、ポルトガルではこの大聖堂で初めて採用された飛び梁を使った技法だ。回廊はゴシック様式で、壁の装飾タイル・アズレージョは18世紀に設けられた。回廊の2階部分には美術品など展示スペースや礼拝堂となっている。

 そろそろお腹が空いてきたので、ドゥエロ川河畔のレストランに入り、ビーフ・ステーキの昼食を食べた。昼食後、ポルト大聖堂から少し歩くとサンタ クララ教会があった。撮影時のフラッシュは禁止で、照明機材は一切使わず、自然光だけで写真を撮った。すると薄暗い中に浮かび上がる、荘厳な装飾の素晴らしさに圧倒された。静かに心行くまでいつまでも居たいと思った位素晴らしい。

 その後、中庭の周りのゴシック様式の回廊は18世紀のアズレージョで埋め尽くされた本当に綺麗でした。しかし、所々、壊れており時代を感じる。もとは要塞として12世紀に建てられ17世紀に改修が加えられたカテドラル。銀細工の祭壇も非常に美しかったです。裏庭も案内されて行ってみると、展望台になっていて、ドンルイス1世橋やポルト市街が見渡せます。サンタ・クララ教会で、。撮影時のフラッシュは禁止。

 薄暗い中に浮かび上がる、荘厳な装飾の洪水に圧倒された。静かに心いくまでいつまでも居たいと思うほど、美しかった。私たちが出たあとすぐに施錠した。どうも、12:30から3時間、閉まるようです。裏庭も案内されて行ってみると、展望台になっていて、ドンルイス1世橋やポルト市街が見渡せます。そこからの景色をカメラに収めて、ゆっくりを景色を眺めていた。

その後、少しお腹が空いてきたので、観光案内所で、どこ美味しいレストランはないかと聞くと、君達は、日本人か、中国人かと聞かれ、日本人だと言うと、美味しい寿司屋が近くにあると言われた。前の道をまっすぐ行って、最初の曲がり角を左折して100メートルたらずに行ったところに行くと、「シコ・タスカ・ジャポネーゼ」という和食店があると教えてもらった。

 その店に入ると、日本人とわかったのか、いらっしゃませと言われたのに、驚き、直ぐ笑顔になった。メニューを見て海苔巻きと寿司セットを注文した。すると小皿に3種類の小さな寿司が皿にのって出て来た。あまりに可愛らしいので、奥さんが、思わず写真を撮った。あまりに、可愛らしい寿司だったので、帰り際に、小山田聡が、可愛らしくてキュートな寿司で良かったと誉めるとウエイトが笑顔で喜んでくれた。

 そこからホテルまで道を下り、ドゥエロ川の河畔を歩いて15分くらいでホテルに到着した。そして、明日は、日本に戻るので、荷物をまとめ始めた。それが終わると、ポルト最後の夜をワインを飲みながら、思い返して、1時間くらい、語り合って、床についた。

 翌、9月1日、ホテルを9時に出て、ポルト・フランシスコ・サー・カルネイロ空港へ向かった。空港のKIMオランダ航空の搭乗口へ行き、登場手続きを取り、飛行機に乗り込み、飛び立った。アムステルダム・スキポール空港で3時間弱の待ち合わせで、成田行きの飛行機に乗り換えた。そこからが長く、映画を見たり、仮眠したりして、途中、食事の時に起きて、時間をつぶした。

 最後の方は、うつらうつらして、過ごして、ぼーとしていたとき、あと1時間で成田空港に到着予定、天気は晴れとアナウンスが流れ、やっと日本に着くのだという気持ちになり、ウキウキした気持ちになった。しばらくして、着陸態勢に入りますと言われ、多少ゆれたが、無事着陸して、成田国際空港に到着した。何か、本当に久しぶりに日本に帰って来た気がした。

 この時、2013年9月3日昼頃だった。空港の日本の入国手続きをして、成田空港に降り立った。そこからJRの成田エクスプレスに乗り変え、東京駅で降りて、新幹線に乗り換えて、17時頃に新岡山駅に到着し、タクシーにのり18時前に自宅に帰ってきた。少しして、健二の奥さんの沢子さんが帰ってきて、料理を作り出した。小山田夫妻は、時差呆けで、食欲もあまりなかった。

 そこでビールを冷蔵庫から出すと、刺身を切りますと沢子さんが良い、皿にのせて出してくれた。その後、すぐに風呂に入って、無事に帰国できと事に感謝してビールを飲んだ。これが最高の美味しかった。その後、健二が家に帰ってきて、食事をして、ビールを飲んで、旅行の写真を見せながら、母の姫子が、旅行の話を語った。お土産に、ポルトガルワインを買ってきたので手渡した。

 早速、あけて、健二と沢子さんがワイングラスに入れて飲むと、沢子さんがフルーティーで飲みやすいと喜んでくれた。そして沢子さんが、デジタルカメラの写真を見て、ポルトガルの海、きれいですねと言った。そして、リスボンとポルトの街の写真を見て。魔女の宅急便の舞台みたいと言うと、笑いながら、姫子さんが、全く、その通り、魔女の宅急便は、ポルトガルの街並みを参考にした様だと話した。

 健二夫婦は、22時過ぎには、床についたが、小山田聡と姫子さんは、時差の関係か眠れず、2時頃まで、床に入って、おしゃべりして、眠りについた。翌朝、小山田聡と姫子さんが起きると既に10時近くになっていた。すると健二と沢子さんは漁協に出勤し、テーブルの上に、朝食は、冷蔵庫に入っていますと、メモが書いてあった。そして姫子さんがお茶を入れて、朝食を食べた。
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