第38話
文字数 1,428文字
「それでなぁ~。ぇ?そうなんやけどな?」
歩きスマホをしている女子高生と目が合った。
「未来の彼氏っ。言うてもな?まだ早ぃ~♪」
知らない子だけど・・・。
「カッコいいから。やけどなぁ~?ウフフッ」
「言わなくていいですよっ!!アハハハッ」
女子高生にまぁまぁ。あるんだよな・・・。歩きなのがいけないのか・・・。時間帯か・・・。
「肉まんは。まだですっ!!」
コンビニに着いた僕は缶コーヒーを片手に並んでいた。言い切った後に。恥ずかしそうにしてくれて・・・。聞いていない上に。オーダーしていないんだけれど。
「アハハハッ。準備は、出来ているんだろうけどね?欲しい人は待っていると思うよ?」
手伝えって事なのか?そうでないのか?もう一人の店員さんは不機嫌そうに。
「困ってることないよね?」
僕は、コンビニでの出来事が頭から離れなくて。自身の店舗も心配になってしまった。
「ないでーす」
スマホを見ながらアルバイトさんは、あるわけないでしょ?みたいな顔をしてくれた。
「ないですっ!!ウフフッ」
店員さんのメンタル強すぎるからな・・・。
「可愛いので、大丈夫だとは思いますが・・・」
「俺の事。覚えてへんのか?」
ボソッと。何故だか、恥ずかしそうに友人達と来てくれたんだ。
「やぁ。奇遇だね?でも、嬉しいよ」
青年は顔を赤くしながら笑顔を伝えてくれた。別の店舗で遭ってた。ニヤニヤが止まらない。意地悪かな?何かを調べて来てくれたらしい事。
「感謝しています」
ニヒヒって少し意地悪な笑みを青年に送った。
「お疲れ様ですー」
静かになったバックヤード・・・。店員さんとアルバイトさんは一緒に帰っていった。
「あ、あれ?プリンターが・・・。ん?困らないよねぇー?困るのは僕だよねぇー?アハハハッ」
不機嫌になっていたコンビニ店員さんが、心配になってしまって・・・。駐車場には、車も自転車も無い。これは。これは・・・。と思って。夕勤と夜勤の切り替わり。
「帰りは大丈夫?」
「彼氏が迎えに来るので大丈夫ですっ!!」
コンビニ店員さんは笑顔で答えてくれた。安心した僕は、そうだよね。可愛いから大丈夫って笑顔を返して。ジンジャーエールを買って帰った。悪戯をしたコンビニ店員さんは面白くなさそう。
「お腹がでてないですっ!!」
アルバイトさんは俯き加減で。
「まぁね」
アルバイトさんは「フフフッ」ってしてくれていて。
「・・・。あーっ!可愛い子がいたー。声掛けようかな?って思ったんだけど。正直じゃ無さそーだからやめよーかなぁー?」
アルバイトさんは「んんっ!」声にならないそれで、怒った顔をしてくれた。
「キャハハッ」
二人して一緒に笑った。
母親が最後を迎えた。黙っていた。閉店してカウンターとPCを行ったり来たり。店員さんはスマホから延びる白いイヤホンをしながら座っていた。
僕が「どうしたの?」ってしたら「見たらわかるでしょ?」みたいになるなぁーって聞かないで確かめる。カウンターに向う素振り。見切れた処で店員さんをコソっと見た。
カウンターが映る監視カメラ。PCに映っているのを見ながら。あれっ?って顔をしながらモニターを眺める。仁王立ちでニヤニヤしながら、その様を見ているのに気が付いた。
店員さんは真っ赤になって恥ずかしそうにしてくれて。
「フフフッ。どうしたの?」
強がっている僕を、気遣ってか。見守る事を選んでくれた。その店員さんに意地悪をした。
「取り越し苦労ですっ!!」
言い残して、帰っていった。上着とカバンを抱えて。意地悪だったかな?
歩きスマホをしている女子高生と目が合った。
「未来の彼氏っ。言うてもな?まだ早ぃ~♪」
知らない子だけど・・・。
「カッコいいから。やけどなぁ~?ウフフッ」
「言わなくていいですよっ!!アハハハッ」
女子高生にまぁまぁ。あるんだよな・・・。歩きなのがいけないのか・・・。時間帯か・・・。
「肉まんは。まだですっ!!」
コンビニに着いた僕は缶コーヒーを片手に並んでいた。言い切った後に。恥ずかしそうにしてくれて・・・。聞いていない上に。オーダーしていないんだけれど。
「アハハハッ。準備は、出来ているんだろうけどね?欲しい人は待っていると思うよ?」
手伝えって事なのか?そうでないのか?もう一人の店員さんは不機嫌そうに。
「困ってることないよね?」
僕は、コンビニでの出来事が頭から離れなくて。自身の店舗も心配になってしまった。
「ないでーす」
スマホを見ながらアルバイトさんは、あるわけないでしょ?みたいな顔をしてくれた。
「ないですっ!!ウフフッ」
店員さんのメンタル強すぎるからな・・・。
「可愛いので、大丈夫だとは思いますが・・・」
「俺の事。覚えてへんのか?」
ボソッと。何故だか、恥ずかしそうに友人達と来てくれたんだ。
「やぁ。奇遇だね?でも、嬉しいよ」
青年は顔を赤くしながら笑顔を伝えてくれた。別の店舗で遭ってた。ニヤニヤが止まらない。意地悪かな?何かを調べて来てくれたらしい事。
「感謝しています」
ニヒヒって少し意地悪な笑みを青年に送った。
「お疲れ様ですー」
静かになったバックヤード・・・。店員さんとアルバイトさんは一緒に帰っていった。
「あ、あれ?プリンターが・・・。ん?困らないよねぇー?困るのは僕だよねぇー?アハハハッ」
不機嫌になっていたコンビニ店員さんが、心配になってしまって・・・。駐車場には、車も自転車も無い。これは。これは・・・。と思って。夕勤と夜勤の切り替わり。
「帰りは大丈夫?」
「彼氏が迎えに来るので大丈夫ですっ!!」
コンビニ店員さんは笑顔で答えてくれた。安心した僕は、そうだよね。可愛いから大丈夫って笑顔を返して。ジンジャーエールを買って帰った。悪戯をしたコンビニ店員さんは面白くなさそう。
「お腹がでてないですっ!!」
アルバイトさんは俯き加減で。
「まぁね」
アルバイトさんは「フフフッ」ってしてくれていて。
「・・・。あーっ!可愛い子がいたー。声掛けようかな?って思ったんだけど。正直じゃ無さそーだからやめよーかなぁー?」
アルバイトさんは「んんっ!」声にならないそれで、怒った顔をしてくれた。
「キャハハッ」
二人して一緒に笑った。
母親が最後を迎えた。黙っていた。閉店してカウンターとPCを行ったり来たり。店員さんはスマホから延びる白いイヤホンをしながら座っていた。
僕が「どうしたの?」ってしたら「見たらわかるでしょ?」みたいになるなぁーって聞かないで確かめる。カウンターに向う素振り。見切れた処で店員さんをコソっと見た。
カウンターが映る監視カメラ。PCに映っているのを見ながら。あれっ?って顔をしながらモニターを眺める。仁王立ちでニヤニヤしながら、その様を見ているのに気が付いた。
店員さんは真っ赤になって恥ずかしそうにしてくれて。
「フフフッ。どうしたの?」
強がっている僕を、気遣ってか。見守る事を選んでくれた。その店員さんに意地悪をした。
「取り越し苦労ですっ!!」
言い残して、帰っていった。上着とカバンを抱えて。意地悪だったかな?