第25話

文字数 1,182文字

「いらっしゃいませぇ~」
「お前っ!何してんねんっ!!」

「・・・。疫病の影響で・・・」
「お前っ!!店にいろやっ!!」」
常連さんは伝えてくれた。僕のモヤモヤを代弁してくれているような。

「疫病の影響で・・・」
「せやな。いうてもな?」


「続けようと思うと如何してもね?」
「しばくぞっ!!」

「…ありがとうございます」

20代付近の女性二人と取り巻きが来てくれた。みんなその女性の事。好きなんだろうなって。
「えっ?なんて言ったら、いいん?」
「一緒に遊びましょうとか?一緒に遊んでって?」

「ダイレクト過ぎるやろ?せやな?ウフフッ」
良いの思いついたって笑顔で女性達は顔を見合わせた。

「山科中学出身ですっ!!」
女性達は声を揃えた。僕は女性達の胸元に目線を送る。しょうがないなぁ~って。

「きゃっ!!」
女性二人は胸元を両手で隠し恥ずかしそうに俯いた後。再び僕に笑顔をくれた。

「ウフフッ」
それ…定番の奴ね…。
「ありがとうございます。フフフッ」
付き添いの男性達に思ってた以上に睨まれた。

「アハハハッ。ありがとうございます」

夜勤のコンビニ慣れてきた。若者達が来てくれる。何故だか、掛けてくれる。めちゃ貢献してんじゃん。お店に来てよって。内心。まぁ。いいんだけどさ。どうせ。未成年なんだろうなって。なって。

感染症。落ち着いてくれないかな。先は長そうだけど。未成年との交流が増えて…わしゃわしゃー。可愛いな。わしゃわしゃー。可愛いね?って。実際に触るわけではないけど。

喜んでもらっているようで。まぁまぁ。良いんじゃないかな?今も。何がどうなろうと。驚きはしない。輝かしい君だからね?嬉しく待っています。
「子供扱いしないでくださいっ!!」
見るからに女子高生で。何処かで見たような面影が・・・。いや。しかし。この面影は・・・。同年代の感覚で。若い子の面影。そういう記憶ではなかった。

「お母さんのお名前は?」
「ゆかりです」

元カノなんだけど・・・。僕の事を既に聞いていて近寄って来てくれているのだろうか?仲良くしたい感は伝わってくるんだけど…。悩ましいよね。

「絶対っ!!なかよぉーなれへんからなっ!」

男性が伝えに来た。フフフッってなって。あの時、聞いてた男性の顔によく似てる。そうかもね?何も成長していない自身に。哀しくなって。元カノ。年下だったんだけどなぁー。

何がどうなろうと。驚きはしない。輝かしい君だからね?待っています。正直な言葉を。自然に付いた筋肉は。生活圏の中で。美しいを成り立ち。見た目を成しています。

日々の生活環境に、必要であるか否か?部屋の掃除など、ひねりを加えれば?食事制限も含めて効果的でしょうね?自然に寄り添う事の難しさに他ならない。ずっと一緒。望みと執着心の間。

「どうせ。居るんでしょ?」

の尊さ。ご存じかとは思いますが?娘と表現して良いだろう?と思って。娘の成長を待ち望んでいます。

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