２０２０年４月１２日
文字数 2,159文字
2020年4月12日
4月12日は、今では最も古くからのつき合いの一人である田中康夫元長野県知事の誕生日なので、こうした禍の時期を考え、ボビー・マクファーリンの”Don’t Worry Be Happy””の動画を添えてメッセージを送る。この日が同じく誕生日の知人にはビートルズの”Birthday”の動画。
Twitterを開くと、以下の投稿が話題になっている。
安倍晋三
@AbeShinzo
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。
0:40
午前9:11 · 2020年4月12日·Twitter for iPhone
一方、ほぼ1カ月前の3月11日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は会見で今回のパンデミックをめぐり「私たちの団結、理性、お互いを思いやる心が試されている」と語っている。「団結」のみならず、「理性」や「お互いの思いやり」の強調は彼女が不接種の政治指導者であることを示している。「理性」や「お互いの思いやり」を伴う「団結」でなければ、同調圧力や差別を招きかねない。
『NHK』は2020年3月12日 1時53分更新「「人口の70％が感染する可能性」独首相 新型コロナウイルス」においてその会見を次のように伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ドイツのメルケル首相は3月11日、会見を行い、「ワクチンも治療法もない中、専門家の見立てでは、ドイツの人口の60％から70％が感染する可能性がある」と述べたうえで、感染拡大のスピードを遅らせる取り組みを進めていく考えを示しました。
そのうえで、高齢者や持病のある人たちを守る必要性を強調し、「私たちの団結、理性、お互いを思いやる心が試されている」と、連帯を呼びかけました。
また、メルケル首相は、経済に悪影響が広がる中財政出動を伴った景気対策を行う可能性があるかどうかについて「現状を乗り切るためにすべきことをする」と述べ、メルケル政権が続けてきた「借金ゼロ」の姿勢を緩和する可能性も示唆しました。
また、『時事通信』2020年4月12日17時33分更新「75歳のウガンダ大統領、腕立て伏せする動画公開」によると、ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領は、新型コロナウイルス対策におり外出制限された国民に「問題がなければ外で行うのも良いが、必要なら室内でもやれる」と家の中での運動を次のように呼びかけている。
８日のテレビ演説で大統領は、家でどう運動するか自ら示すと予告。翌日公開された約２分半の動画にグレーのトレーニングウエアで登場し、赤じゅうたんの室内で「準備体操からだ」と部屋の隅から隅を軽くジョギングして往復後、側近に数えさせて３０回、腕立て伏せを行った。
ウガンダはエボラ出血熱の感染拡大を経験している。そのため、政府も人々も急性感染症の恐ろしさが身に染みている。感染者数が出るやいなや、政府は迅速に対応、人々もそれを支持する。『新華社通信』、2020年4月6日17時58分更新「新型コロナで全土封鎖のウガンダ、貧困層向けの配給開始」によると、ウガンダ政府は感染拡大防止策として全国的な都市封鎖を実施、それを受け、4日、約150万人の都市貧困層への食糧配給を始めている。4日時点の確認された感染者数は48人である。ルハカナ・ルグンダ首相は、貧困層を対象に生活支援を目的とした食糧支援プログラムを開始、行列を避け、社会的距離を保つため、食料は各家庭の玄関へ戸別に配布すると述べている。1人あたりトウモロコシ粉６kgと豆３kg、塩、さらに乳幼児のいる母親と病人には粉ミルクと砂糖２kgも支給する。
ウガンダは決して豊かな国ではない。けれども、感染爆発を過去に経験しているため、政府も人々も行動が速い。他方、正直、未経験の国や地域は概して政府も人々も反応が遅い。しかし、迅速な対応が結果として被害を小さくできる。それは感染症に限らない。病気は治療よりも予防の方がコストもかからないものだ。
夕食はミートソース、豆と野菜のサラダ、ポテトのヨーグルトサラダ、キャベツの酢漬け、卵スープ、食後は紅茶、干し柿。屋内ウォーキングは10298歩。都内の新規陽性者数は91人。
参照文献
「「人口の70％が感染する可能性」独首相 新型コロナウイルス」、『NHK』、2020年3月12日 1時53分更新
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326741000.html
「新型コロナで全土封鎖のウガンダ、貧困層向けの配給開始」、『新華社通信』、2020年4月6日17時58分更新
https://news.line.me/articles/oa-rp93447/4b16f8da501b
「75歳のウガンダ大統領、腕立て伏せする動画公開」、『時事通信』、2020年4月12日17時33分更新
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041200162&g=int
4月12日は、今では最も古くからのつき合いの一人である田中康夫元長野県知事の誕生日なので、こうした禍の時期を考え、ボビー・マクファーリンの”Don’t Worry Be Happy””の動画を添えてメッセージを送る。この日が同じく誕生日の知人にはビートルズの”Birthday”の動画。
Twitterを開くと、以下の投稿が話題になっている。
安倍晋三
@AbeShinzo
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。
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午前9:11 · 2020年4月12日·Twitter for iPhone
一方、ほぼ1カ月前の3月11日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は会見で今回のパンデミックをめぐり「私たちの団結、理性、お互いを思いやる心が試されている」と語っている。「団結」のみならず、「理性」や「お互いの思いやり」の強調は彼女が不接種の政治指導者であることを示している。「理性」や「お互いの思いやり」を伴う「団結」でなければ、同調圧力や差別を招きかねない。
『NHK』は2020年3月12日 1時53分更新「「人口の70％が感染する可能性」独首相 新型コロナウイルス」においてその会見を次のように伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ドイツのメルケル首相は3月11日、会見を行い、「ワクチンも治療法もない中、専門家の見立てでは、ドイツの人口の60％から70％が感染する可能性がある」と述べたうえで、感染拡大のスピードを遅らせる取り組みを進めていく考えを示しました。
そのうえで、高齢者や持病のある人たちを守る必要性を強調し、「私たちの団結、理性、お互いを思いやる心が試されている」と、連帯を呼びかけました。
また、メルケル首相は、経済に悪影響が広がる中財政出動を伴った景気対策を行う可能性があるかどうかについて「現状を乗り切るためにすべきことをする」と述べ、メルケル政権が続けてきた「借金ゼロ」の姿勢を緩和する可能性も示唆しました。
また、『時事通信』2020年4月12日17時33分更新「75歳のウガンダ大統領、腕立て伏せする動画公開」によると、ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領は、新型コロナウイルス対策におり外出制限された国民に「問題がなければ外で行うのも良いが、必要なら室内でもやれる」と家の中での運動を次のように呼びかけている。
８日のテレビ演説で大統領は、家でどう運動するか自ら示すと予告。翌日公開された約２分半の動画にグレーのトレーニングウエアで登場し、赤じゅうたんの室内で「準備体操からだ」と部屋の隅から隅を軽くジョギングして往復後、側近に数えさせて３０回、腕立て伏せを行った。
ウガンダはエボラ出血熱の感染拡大を経験している。そのため、政府も人々も急性感染症の恐ろしさが身に染みている。感染者数が出るやいなや、政府は迅速に対応、人々もそれを支持する。『新華社通信』、2020年4月6日17時58分更新「新型コロナで全土封鎖のウガンダ、貧困層向けの配給開始」によると、ウガンダ政府は感染拡大防止策として全国的な都市封鎖を実施、それを受け、4日、約150万人の都市貧困層への食糧配給を始めている。4日時点の確認された感染者数は48人である。ルハカナ・ルグンダ首相は、貧困層を対象に生活支援を目的とした食糧支援プログラムを開始、行列を避け、社会的距離を保つため、食料は各家庭の玄関へ戸別に配布すると述べている。1人あたりトウモロコシ粉６kgと豆３kg、塩、さらに乳幼児のいる母親と病人には粉ミルクと砂糖２kgも支給する。
ウガンダは決して豊かな国ではない。けれども、感染爆発を過去に経験しているため、政府も人々も行動が速い。他方、正直、未経験の国や地域は概して政府も人々も反応が遅い。しかし、迅速な対応が結果として被害を小さくできる。それは感染症に限らない。病気は治療よりも予防の方がコストもかからないものだ。
夕食はミートソース、豆と野菜のサラダ、ポテトのヨーグルトサラダ、キャベツの酢漬け、卵スープ、食後は紅茶、干し柿。屋内ウォーキングは10298歩。都内の新規陽性者数は91人。
参照文献
「「人口の70％が感染する可能性」独首相 新型コロナウイルス」、『NHK』、2020年3月12日 1時53分更新
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326741000.html
「新型コロナで全土封鎖のウガンダ、貧困層向けの配給開始」、『新華社通信』、2020年4月6日17時58分更新
https://news.line.me/articles/oa-rp93447/4b16f8da501b
「75歳のウガンダ大統領、腕立て伏せする動画公開」、『時事通信』、2020年4月12日17時33分更新
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041200162&g=int
