2020年4月24日

文字数 1,435文字

2020年4月24日
 昨夜から左足の甲に激痛が走るようになる。儀痛風の発作が考えられる。様子を見るために、弱い方の痛み止めを飲む。痛みは弱まるが消えない。しかし、屋内で過ごすには我慢できる。

 今回のパンデミックにより多くの労働者が休業・失業を余儀なくされ、蓄えを切り崩すなど苦しい経済事情に陥っている。他方、証券市場は、ITを始め巣ごもり需要の企業もあるから、株価がリーマン・ショックの時のようには下がっていない。

 麻雀やポーカーといった複数で行うギャンブル性のある遊興では、勝つか負けるかしかなく、貧富の格差が拡大する。富める者は負ける余裕があるので、長期戦を睨んだり、大胆に勝負に臨んだりできる。一方、貧しき者には負ける余裕がないので、目先の勝ちに拘らざるを得ない。思いきって勝負に出て負ければ、それで終わりになる。機会の不平等は結果の不平等につながりやすい。

 ロイターは2020年4月24日1時39分更新「米億万長者の資産、新型コロナ危機下で10%増加=調査」においてパンデミックで貧富の格差がより拡大したと次のように伝えている。

米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)やテスラ(TSLA.O)のイーロン・マスクCEOなど米国の億万長者(ビリオネア)の資産合計が、新型コロナウイルス危機下でおよそ10%増加したことが、米シンクタンクの政策研究所(IPS)の調査で明らかになった。
米経済はリセッション(景気後退)に直面しているが、ビデオ会議の急増などを背景にビデオ会議システムを手掛ける米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM.O)などの株価が急騰。これが億万長者の資産拡大に寄与している。
一方で、米新規失業保険申請件数は過去5週間で約2650万件に上っており、調査の共著者であるチャック・コリンズ氏は「非常に不平等な犠牲を伴っている」と述べた。
調査によると、今年1月1日から4月10日にかけて、米億万長者34人の純資産は数千万ドル増加。ベゾス氏やマスク氏、ズームのエリック・ユアンCEOを含む億万長者8人の純資産合計は10億ドル増加したという。
マスク氏が18.5%保有するテスラ株は年初から73%上昇。ベゾス氏が15.1%保有するアマゾン株は今年に入り31%上昇した。
調査によると、米億万長者の過去10年間の資産増加率はインフレ調整後で80.6%に達した。

 新型コロナウイルス禍において移動が制限され、資産を持つ者はより豊かになり、持たぬ者はより貧しくなる。格差は全体としてカネの循環が悪くなっている状態だ。それを改善するために、カネを循環させなければならない。だからこそ、政府による所得の再分配が不可欠だ。

 夕食は、八宝菜、豆腐とニンジンの中華スープ、ポテトのヨーグルトサラダ、卵のコチジャンサラダ、食後はコーヒーとリンゴ。屋内ウォーキングは10191歩。都内の新規陽性者数は161人で、医療関係者の感染が相次いでいる。

参照文献
「米億万長者の資産、新型コロナ危機下で10%増加=調査」、『ロイター』、2020年4月24日1時39分更新
https://jp.reuters.com/article/billionaires-coronavirus-idJPKCN2252Y8?fbclid=IwAR3x3LlkNXte_aHCvOvQ1jPmK-2lNxV6zs44cyiZQGgKWYZZ9FsXC-DGn4U


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