第4話 カウンタテナー
文字数 2,436文字
エドモンド・デ・アミーチスの著作・ "Cuore"(『クオーレ』)のMaggio (5月)の挿入話 "Dagli Appennini alle Andeを原作としたアニメ。1882年のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったまま、音信不通になっている母アンナ・ロッシを尋ねるべく、主人公のマルコ・ロッシがイタリア・ジェノヴァからアルゼンチンへと渡る姿を描く。
主人公マルコは旅の途中で何度も危機に陥り、そこで出会った多くの人に助けられ、その優しさに触れながら成長していく。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/母をたずねて三千里
大杉 久美子(1951年7月10日 - )は、日本の歌手。東京都出身。
活動期間 1964年 -(アニソン歌手としては1969年 - )
本名は同じ。テレビアニメ『アタックNo.1』の主題歌「アタックNo.1」をはじめ、多くの童謡・アニメソングを代表曲に持つ。
卓越した歌唱力と包み込むような優しい歌声で、ささきいさお・堀江美都子・水木一郎とともに、1970年代には「アニソン四天王」として活躍した。
『ドラえもんのうた』のオリジナル歌手でもある。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%89%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90
カウンターテナーというのは、ファルセット(裏声)で歌う男性歌手の総称とされていますが、同じカウンターテナーのなかでもいろいろな音域があって、正しくは男性メゾソプラノ歌手になります。
https://www.chiba-u.ac.jp/general/publicity/chibadaipress/56/topic3/index.html
伸びやかなメロディーが有名なシューベルトの「アヴェ・マリア」。この曲はよいとして、残りの2曲はなかなかの「曲者」だ。
まずバッハ=グノー。作者名としていつも2人の作曲家の名前がセットで出てくる珍しい作品だ。
グノーはバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の有名なハ長調の前奏曲を聴いて思いついた。「この美しいピアノ曲に歌を付けてみてはどうか」。伴奏部分はバッハの曲をほぼそのまま使い、そこに「アヴェ・マリア」の歌と詞を加えた。曲を作ったのはグノーといえばグノーなのだが、この優しいメロディーはすでにバッハのオリジナルのなかに隠れていたもの。だからグノー作曲と呼ぶのはためらわれる。一方、バッハのほうはこの曲を「アヴェ・マリア」のつもりで書いたわけではない。
そこで作者名には「バッハ=グノー」と、異なる時代を生きた作曲家名が並んで登場することになる。
もうひとつ、カッチーニの「アヴェ・マリア」は、さらに問題作だ。
なにしろこの曲はカッチーニの作曲ではないのだから。カッチーニは16~17世紀を生きたイタリア初期バロック期の作曲家だ。ところがこの曲はそんな古い時代の作品には聴こえない。ずっとロマンティックで現代的だ。記憶をたどっても、80年代まではこの曲の存在を耳にしたことはなかったように思う。ある頃から急にみんなが歌うようになった。
最近、この曲の(たぶん)本当の作曲者が判明した。ソ連の音楽家ヴァヴィロフという人が1970年代にあえて作者不詳の曲として発表したものが、誤ってカッチーニ作として定着したという。
まるで貴重な骨董が現代人による贋作だとわかってしまったみたいな話である。「やっぱり」と思う反面、真実を知りたくなかった気もして少し悔しい。なんというか、現代人の作と認めるには、あの「アヴェ・マリア」はあまりにも美しすぎる。
https://ameblo.jp/sakuratsuruchitoseyama/entry-10740890519.html
『星は光りぬ』
マリアセレン(Maria Seiren)は、ニューハーフの両声ボーカリストです。
1人でカウンターテナーとテノールとを歌い分けることができ、声楽パフォーマンスを向上させるため、3年間にわたって各種トレーニングを受けました。
2016年にYouTube再生回数も300万回を突破し、メディアや音楽専門家からも注目されています。
名前セレンの由来は、ギリシャ神話に登場する大海の歌姫Seirēnです。 ホメーロスの『オデュッセイア』、 ゲーテの『ファウスト』に登場し、 初期は海で船員を惑わす半人半鳥の「怪物」でしたが、 後世には人魚や水の精として表現されていました。
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