第44話 速い! 2

文字数 2,710文字

ウィリアム・テル序曲1829年にジョアキーノ・ロッシーニが作曲したオペラ『ギョーム・テル(ウィリアム・テル)』のための序曲。日本でも広く知られるクラシック音楽作品の1つであり、中でも第4部の『スイス軍隊の行進』が特に有名である。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ウィリアム・テル序曲

歌劇作曲家として絶大な人気を誇ったロッシーニにリストも強く魅せられました。少年時代からロッシーニの旋律を使った作品を次々と発表。実生活でも友好関係にあったようです。「ウィリアム・テル序曲」ではリストの超絶技巧が思う存分炸裂します!

https://www.amazon.co.jp/リスト-ピアノ曲全集-「ロッシーニによる編曲集-音楽の夜会-ウィリアム・テル序曲/dp/B00005F4X9

ウィリアムテル序曲のリスト編曲版はアルバムもなかなか手に入りにくいようで、動画は見つかりませんでした。

半音階的大ギャロップはフランツ・リストの作曲したピアノ曲。

1838年に作曲され、出版されるとルドルフ・アポーニー伯爵に献呈された。リストの絢爛たる技巧を発揮するための演奏効果の高い小品で、リストがリサイタルを開いた際には頻繁に取り上げられていた。このため当初から高い人気を博し、次年までには演奏を容易にした版や四手ピアノ版がリスト自身によって編まれ、出版されている。

ファンファーレ風の短い前奏に続き、上行半音階をもとにした中心主題がギャロップのリズムに乗って軽快に現れる。これに加えて和音で奏される決然とした動機、《ラ・カンパネッラ》を思わせる跳躍が続く動機が変奏されながら、華やかな終結まで入れ替わり立ち替わり現れる。

幅広い跳躍、オクターヴ、4-5指を用いた細かい動きなど、演奏には高い技巧が要求される。また、曲全体の調性感は明瞭であるものの、半音階が主題材料に用いられているため、増三和音や全音音階の響きが頻出するのが特徴的である。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E9%9F%B3%E9%9A%8E%E7%9A%84%E5%A4%A7%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97

『剣の舞』は、1942年に作曲されたアラム・ハチャトゥリアンのバレエ『ガイーヌ』の最終幕で用いられる楽曲である。この楽曲は、クルド人が彎刀を持って舞う戦いの踊りを表している。演奏時間は2分程度。

この『剣』は和訳であり、本来は彎刀(サーベル)を指す。


作曲者ハチャトゥリアンが『ガイーヌ』を制作した当初、この曲は含まれていなかった。しかし初演前日になって「クルド人が彎刀を持って戦いの踊りを踊る」場面が追加されることになり、ハチャトゥリアンは急遽その場面のための曲を作曲する必要に迫られた。そして彼は踊りにふさわしいリズムを机を指で叩きながら徹夜で考案した末に現在の曲で使用されているリズムを閃き、一挙に曲を作り上げたと伝えられている。


この曲は彼の名を後世に残すことに大きく貢献したが、あまりにも曲だけが有名になってしまったため、本人にとっては複雑な心境だったらしい。ハチャトゥリアンの弟子の寺原伸夫は、「ミスター剣の舞」と呼ばれてむっとしていたり、「こうなると知っていたらこの曲は書かなかったよ」とぼやくハチャトゥリアンの姿を証言している。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E3%81%AE%E8%88%9E

ピアノは一台でコントラバスからピッコロまで表現できる。(コメントより)
チープ・トリックのアルバム『蒼い衝動』(1994年)の日本盤CDに、ロック・バンド編成の編曲によるカバーが収録された。
20世紀を代表するアメリカ人指揮者として、多くのファンを魅了したレナード・バーンスタイン。「指揮者」として知られたバーンスタインですが、彼自身が望んだのは「作曲家」であることでした。そのため、クラシック界に限らず、様々なジャンルの音楽を作曲しました。そして『ウェストサイドストーリー』の大成功により世界中に曲が知れ渡り、「作曲家」としても名を知られるようになったのです。しかし、クラシック界からの反応は冷ややかでした。そしてバーンスタイン自身も、このまま「ミュージカル作曲家」として名が残ることを恐れるようになり、自ら『ウェストサイドストーリー』からも離れていったのです。そして“クラシック作曲家”としての厳格な音楽を作曲、発表。しかし、『ウェストサイドストーリー』以上の世界的な評価を得る日は、遂に来ませんでした。「クラシック音楽」と「大衆音楽」、この狭間での葛藤は、晩年までバーンスタインを悩ませました。舞台初演から27年。指揮者として、バーンスタインが最後に出した答えは、自身の生み出した名作に再び向き合う事でした。

https://www.nhk.or.jp/lalala/archive150613.html

中学生の時、友達に誘われて観に行ったけど、その頃は全然興味がなかった。

大晦日恒例の「東急ジルベスターコンサート」。第2部は、テレビ東京系列およびBSテレ東で生中継され、年越しの「名物番組」としてもおなじみです。注目のカウントダウンはドヴォルザーク作曲、交響曲第9番「新世界より」第4楽章。

指揮は、バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者、読売日本交響楽団 指揮者/クリエイティヴ・パートナーを務め、国内外のオーケストラで活躍する俊英、鈴木優人が初登場。

ゲストには、卓越した表現力で世界各国の歌劇場で絶賛されるソプラノ森谷真理、数々の国際コンクールを席捲した天才ヴァイオリニスト服部百音、そしてジャンルを超えて躍進するピアニスト角野隼斗を迎えます。

日本で最も古い歴史と伝統を誇る、オーチャードホール・フランチャイズオーケストラの東京フィルハーモニー交響楽団による演奏。

https://www.tv-tokyo.co.jp/event/2022/026484.html

『作品の中の音楽』36話に歴代のカウントダウン演奏があります。実は、この番組、知らなかった。今年は楽しみにしています。

私が今まで年越しに聴いていたのは、マーラーの5番のアダージョ、エルガーのチェロ協奏曲第1楽章。

アダージョのラストで取り上げたマーラーですが、映画があったんですね。

このアダージョは『ベニスに死す』の曲なのに……

指揮者バレンボイム……エルガーのチェロ協奏曲は元妻のジャクリーヌ・デュプレの代名詞だった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色