第100話 頭脳戦に手こずる
文字数 2,280文字
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唐突にツートン・ゼロが、
「頭脳で勝負しよう」などと言いだした。
正直、イヤな予感しかしない……。
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みつきは目をキラキラさせて、おれに熱いまなざしを注いでいる。
どういうことだ?
なぜそれほどまでに瞳を輝かせている?
たしかみつきは食い物の話が出たときも、こんな顔をしていたはずだ。
まさか、みつきは……このおれを食い物だと思っているのか!?
……正直、正解などサッパリわからん。
おれとみつきは口をそろえ、ゆっくり噛みしめるようにつぶやく。
誰も正解がわからず、誰も答えを導きだせず、おれたちはただただ沈黙するしかなかった……。
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