【異端ノ魔導師と血ノ奴隷】
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こちらにイラスト、世界観設定、キャラクター設定、創作状況報告用ブログなどまとめています。
【2/26】第六章◆精霊王ノ瞳~Ⅶの続きを更新しました(*˘ω˘*)
◆蔓延する病と叡智ノ結晶たる翠玉碑の行方を巡る物語。
と見せかけて、主要人物達の恋愛模様をつづっております。
BL要素ありですが、ガチのハイファンタジーです。
◆ガチBLは二次創作的に本編とは別に創作していく予定です。
◆当作者は途轍もない読書下手です。
なぜか幼い頃より縦書きの文章を右から読むのという事が苦手。
改行ごとの単語の途切れ、言葉の途切れ、文章の途切れが無性に気になってストレス。
改行先を目で追う時に行を間違えやすいおバカなもので、それもストレス。
基本に倣った文章創作は向いていない人間です。
それでも書くには、自分がストレスなく読める構成にする必要があったため。
段落の変わりに行間を使用する。改行に伴う単語や言葉、文章の断切防止の強制改行。
想像を害されないように句点を配置するなどしております。
読んでやろうという方は、何卒ご了承下さい。
――― あらゆる想いの境地に至る。人の心に穴があく。
霧ノ病と呼ばれるその症状は、人々を魔物(キメラ)と化していった。
一人は国一番の臆病者と揶揄されて、なお主人たる番人を想い強い未練を残した。亡国ノ英雄。
一人は自身の犯した罪により愛しい人の寿命を縮め。自身の鼓動により、その命を繋ぎ止めている。帝国ノ異端審問官。
一人は英雄の未練と記憶を継承し翻弄され。かつ想い人の傍に居続けるため、恋心の封止忘却を繰り返す。堕落しかけの魔導兵。
はじまりの舞台は、多国間戦争を経て統一されたアルシオン帝国。
霧ノ病を呼び込んだのは、彼ノ戦により滅ぼされた亡国シャンテの民の生き残り、フェレンスではないかと噂される。
故国・シャンテ。王族と高官の多くは学者でもあった。
彼らは賢者(ヘルメス)の齎した叡智の結晶である翠玉碑(エメラルド・タブレット)を保有し、安息の地エデンと神ノ意識(スフィラ)の関係性を探り扉を開くべく、地上ノ王(アルシオン初皇帝)と手を結ぶ。しかし、ある事から決別。滅亡の道を辿った。
フェレンスの諸遇について。
彼は故国の末裔であり戦犯として扱われるが、彼ノ戦において12枚に砕かれた聖碑のうち失われた一部、《禁断ノ翠玉碑》を探し出す事を条件に恩赦を受け、帝国軍管轄下・高等錬金術師団に所属。任を受けている。
目次
連載中 全59話
2024年03月15日 18:31 更新
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イメージイラスト
- 【異端ノ魔導師と血ノ奴隷】イメージイラスト2023年06月28日
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第一章◆異端ノ魔導師
- 異端ノ魔導師~Ⅰ2020年06月20日
- 異端ノ魔導師~Ⅱ2020年06月16日
- 異端ノ魔導師~Ⅲ2020年06月14日
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第二章◆霧ノ病
- 霧ノ病~Ⅰ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅱ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅲ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅳ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅴ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅵ2020年08月25日
- 霧ノ病~Ⅶ2020年06月14日
- 霧ノ病~Ⅷ2020年06月17日
- 霧ノ病~Ⅸ2020年06月27日
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第三章◆魔ノ香
- 魔ノ香~Ⅰ2020年06月19日
- 魔ノ香~Ⅱ2020年07月20日
- 魔ノ香~Ⅲ2020年06月28日
- 魔ノ香~Ⅳ2020年07月05日
- 魔ノ香~Ⅴ2020年07月10日
- 魔ノ香~Ⅵ2022年08月15日
- 魔ノ香~Ⅶ2020年07月24日
- 魔ノ香~Ⅷ2020年07月24日
- 魔ノ香~Ⅸ2020年08月08日
- 魔ノ香~Ⅹ2020年08月08日
- 魔ノ香~Ⅺ2020年08月09日
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第四章◆血ノ奴隷
- 血ノ奴隷~Ⅰ2020年08月12日
- 血ノ奴隷~Ⅱ2020年10月04日
- 血ノ奴隷~Ⅲ2020年10月10日
- 血ノ奴隷~Ⅳ2022年08月15日
- 血ノ奴隷~Ⅴ2020年11月01日
- 血ノ奴隷~Ⅵ2022年08月15日
- 血ノ奴隷~Ⅶ2022年08月15日
- 血ノ奴隷~Ⅷ2021年04月18日
- 血ノ奴隷~Ⅸ2021年05月22日
- 血ノ奴隷~Ⅹ2021年05月23日
- 血ノ奴隷~Ⅺ2022年08月15日
- 血ノ奴隷~Ⅻ2021年06月12日
- 血ノ奴隷~ⅩⅢ2021年11月14日
- 血ノ奴隷~ⅩⅣ2022年08月29日
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第五章◆石ノ杜
- 石ノ杜~Ⅰ2021年11月17日
- 石ノ杜~Ⅱ2021年11月17日
- 石ノ杜~Ⅲ2021年11月18日
- 石ノ杜~Ⅳ2022年08月07日
- 石ノ杜~Ⅴ 2022年08月07日
- 石ノ杜~Ⅵ2022年08月07日
- 石ノ杜~Ⅶ2021年11月23日
- 石ノ杜~Ⅷ2021年11月24日
- 石ノ杜~Ⅸ2022年08月07日
- 石ノ杜~Ⅹ2021年11月26日
- 石ノ杜~Ⅺ2021年11月27日
- 石ノ杜~Ⅻ2021年11月28日
- 石ノ杜~ⅩⅢ2022年07月10日
- 石ノ杜~ⅩⅣ2022年05月29日
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第六章◆精霊王ノ瞳
- 精霊王ノ瞳~Ⅰ2022年10月16日
- 精霊王ノ瞳~Ⅱ2024年03月15日
- 精霊王ノ瞳~Ⅲ 2023年05月14日
- 精霊王ノ瞳~Ⅳ2023年06月02日
- 精霊王ノ瞳~Ⅴ2023年06月26日
- 精霊王ノ瞳~Ⅵ2023年11月04日
- 精霊王ノ瞳~Ⅶ (2/26更新)2024年02月26日
登場人物
◆フェレンス・クラウゼヴィッツ・ウェルトリッヒ
故国・シャンテの生き残り。
《千ノ影》を宿す男。
錬金術、魔術、魂魄召喚、禁呪とされる魔導兵召喚術を扱う。
戦犯として裁かれるも、失われし禁断ノ翠玉碑(エメラルド・タブレット)のありかを突き止める事を条件に恩赦を受けた帝国魔導師。
アルシオン帝国軍管轄下、高等錬金術師団所属。特務士官。
訳あって薄情者と言われがち。感情に乏しい。自覚はしている。
交友関係にある者への誹謗中傷だけは論外。そうと知れば制裁を躊躇わない。
◆カーツェル・D・アード・ランゼルク
アルシオン帝国、公爵家子息(次男)。
幼きに母失踪。父、ハインリッツェ・A・ヴァート・ランゼルクは帝国軍大佐で婿養子。宗家、家長は存命していた祖父。そのために身内の権力闘争を見聞きし育ち、一族を嫌悪するようになった。
父を尊敬し、文武とも好成績。だが言行は粗暴で捻くれ者。しばしば父と作戦を共にしていた異端ノ魔導師に漢惚れし、『いつかは部下にしてやる』などと言って付きまとう。散々無視されるも諦めなかった。フェレンスの悪口等耳にすると黙ってはいられない。喧嘩の売り買い過剰で問題児リスト入り。
士官学校卒。
彼には救いたい人がいる。フェレンスが蔑まされながら孤独に生きる姿を見るのも嫌。しかし傍にいれば陰謀に巻き込まれ命が危うい。フェレンスに避けられ続けた彼が思い至った解決法は... 彼と禁断ノ契約を交わし、絶対服従の《魔導兵》となる事。
◆チェシャ
フェレンスとカーツェルの前に突如として現れた謎の少年。
訳あって上手く会話する事が出来ない。舌っ足らずの片言。
血に驚異的魔力を宿す。その等級は二等:紅玉(ルベウス)、もしくはそれ以上。
フェレンスの魔ノ香(マノカ)に惹かれ懐いた。
魔ノ香とは。特異血種とみなされた者の血に宿る魔力と、それに伴う瘴気の醸す香り。
魔物(キメラ)や、等しい存在にしか認識できないはずのもの。
◆アレセル
クロイツの実弟。だが腹違い。
実母は娼婦で霧ノ病を発症し討伐された。
義母を尊敬し、子として愛し愛されたが、またしても霧ノ病で失う。
人の心を失いかけた当時、闇魔術に手を染めるもフェレンスと出会い更生。
以来、彼の愛はフェレンスに向く。人脈の形成、諜報力に秀でる。
◆霧ノ病
心身が麻痺していく病。
発症し悪化すると身動きもせず、飲食すらしなくなり衰弱。
冥府ノ霧とは、悲しみ、怒り、妬み等、人を惑わす負ノ思念。
霧は欲を喰らい、無我ノ境地へ誘われた者は無垢なる狂気を発症。
やがて魔物(キメラ)化する。
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