処方説明:恋愛小説

文字数 640文字

 もはや小説のことを考えるのがベッドのなかでしかない、という状況に陥っています。課題も終わらないし!

 さて、夜中に半眠りの頭で進行するストーリーは、大概カップルものになるのですが、実際には私は恋愛小説を書きません、もとい書けません。好きな歴史小説の一つ、『王妃の離婚』(佐藤賢一著)みたいな、史実とアドベンチャーと男女関係がきわどく絡み合ったものを書いてみたい、という大それた望みはほんのちょっとだけ持っていますが、恋愛ものは特に経験も重要だったり、しますよね~…しませんか? 想像で書けるもの?

 私にはあまり「レモンのように甘く香り、けれどもひとかじりすれば苦い」(ピーター、ポール&マリーですね!)という思い出がないのです。夫氏とは付き合い始めて、じゃあ歳も歳だし結婚しますか、となって、家族も「あなたと結婚したいって言ってくれる人がいてよかったじゃないの」と、丸く収まってしまったのでした。

 結婚はしてからが大変ですけれどもね。その話は置いておいて……

 どうも書く女性たちが皆、いろいろ背負っていてタフなので、初々しい感じになりません。『ダウン・アンダー』のマリアとリャンくらいでしょうか。変わった夫婦はよく登場するのですが。

 時代に翻弄される男女、ブロマンス(!)、お姉さま(!!)書いてみたいなあ。そうなると恋愛小説とは呼べない気がしますが、一途に想う相手がいるのは同じですものね。

 つまり今、書いて・読んでカタルシスになるものが必要なほど疲れております。ときめきたい!
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