街角のデザイン②

文字数 433文字

タイポグラフィについて調べると言っておいて、あまり進捗しておりません。台北の冬はキャンベラの夏より暑いに違いない……

そもそも漢字には書道(カリグラフィー)において伝統的な書体というものが確立しております。つまり、篆書・隷書・草書・行書・楷書。

写真は世界豆漿大王に掲げられていた額であります……さまざまな書体が分かりますね。


デジタルの書体ではゴシックと明朝が標準になっていて、最近ではメイリオや游、ヒラギノといったバージョンがあるらしい……と聞きました。(気にしたことなかった!)

こちらは故宮博物館に展示されている蘇軾、顔真卿、楊凝式の筆跡を比較したもの。(のはず)


うーん、街で使われているものは大体上記の書体に分類されそうです。

こちらのくるくるした書体も時々見かけます。かわいい。


あとは円や多角形の中に字を嵌め込むデザインもよく見かけます。これは縁起もの銭形や飾り結びに文字を入れる伝統手法の派生形じゃないかと思います。が、どうでしょう……


漢字タイポグラフィ台湾編はもう少し続きます。


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