あなたはだあれ

文字数 584文字

 前々々回オーストラリアのアニメーション『Bluey』の話がちょっとだけ出ましたが、今になってBlueyが女の子だと知りました。えええ!?

「おかーさん、Blueyが青いから、男の子だと思ったの?」

 女の子が皆ピンクが好きなわけじゃないんだから! 娘に言われてしまいました。Blueyは青い子犬なのです。母反省。ごめん、Bluey。

 オーストラリアの教育制度について、いろいろ言われてもいますが、この環境はやはり恵まれているなあ、と思います。

 オリンピックでアフリカ勢が活躍している、という話題になって、中国語の『ヘイレン』(有色という意味くらいで今でも使われる)という言葉が出てくると、

「皮膚や身体の色を言うのは失礼だよ!」

 でも、ジェシーのブロンドいいなあ、とか言う。

 学校からのレポートに、「(娘は)母親が二人いる友達も、父親が二人いる友達も、親が一人の友達もいる、みんな友達(と言っていた、多様な社会を理解している)」と書かれていたり、

 バングラデシュからのクラスメイトに話を聞いて、

「アラーは良い子になるためにどうすればいいか、教えてくれるんだって。おかーさんは何を信じているの?」

 と尋ねてきたりします。私が子どものころとは想像もつかないくらい違う。この子たちはどんな大人になるのでしょうか。もうすぐの未来、あなたは誰? と問われて、何と答えるのでしょうか。
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