ホット・クロス・バンと一人反省会

文字数 999文字

久しぶりにオフィスへ行ったら、隣りのチームが喧々囂々としています。

Bさん「チョコレート味のホット・クロス・バンなんて! 僕は断然、トラディショナルなのが好き」

ホット・クロス・バンというのはドライフルーツを生地に混ぜた菓子パンです。表面に十字の模様が入っているので、こう呼ばれます。グッド・フライデーに食べる習慣があるのですが、まだ2月なんだけど……

マネージャー「以前はもっと塩気があったんだよ。僕なんか、ベジマイトつけたくなっちゃう」

ベジマイト、というのはご存じの通り、イギリスのマーマイトに酷似した発酵食品であります。みんなやっぱり、生まれ育った土地の食べものが好きなのねえ、分かる分かる、私も日本食大好きだもの、と聞いていたら、

Bさん「今テレビ見たら(仕事柄オフィスではテレビがつけっぱなし)、マ○ドナルドがホット・クロス・バンにハンバーガーのソース付けて売ってるらしい」

ランチタイムに買いにいこう、と盛り上がっています。さっき『トラディショナルなのが好き』って言ってなかった!?……まあ新しいものを受け入れる柔軟性も大切です……

さて、気が付いたらもう2月。年末年始はいつもバタバタしているので、ここに至ってやっと今年の指針など考えています。

物書きについては、講評のもらえそうなコンテストや自主企画にできるだけ参加していこうと思っています。勿論毎回受賞を目指して最善のものを書くことには違いありませんが、友人・家族に隠れて(!?)小説を書いている身なので、自分の書いているものが、そもそも他の方々に読んでもらうに値するものなのか、自分の意図するものがちゃんと伝わっているのか、どうもよく分からない。自己中心的になっていないか、いつも心配なのです。なので、講評がもらえたら嬉しいな、とこっそり思っています。

書くこと自体が好きなので、他人の目など気にしなくていいんじゃないの、とも言えますが、投稿サイトに公開しているということは、誰かに読んでもらうためなので、やはり“読みやすさ”“正確さ”の基準は守らなくてはならないと感じます。だから自分はど〜うなのよ〜(泣)

連載小説を完結・改稿したいとも思っているのですが、なかなかタイムマネジメントができません。

でも、千里の道も一歩から。人間いたるところに青山あり。抹茶味のホット・クロス・バンとか、できないかしら。

古きよきキャンベラのバス・ストップ(現役)


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