令和な日々

文字数 1,021文字

ひろ津 様作

【あらすじ】
現実世界と同じように一日ずつ進行するスタイルの物語。
妖精のような姿をしたロシア系の血を引く、愛情豊かな少女と
黒髪ショートヘアの美少女空手家の、
ふたりの女子中学生を中心とした物語。

書き出し一行はこちら(実際は二行に分かれているが)
**
ゴールデンウィークが終わった。10連休という長い長いお休みだった。
(引用)
**

タイトルから思う事。これはあえて”令和”にしていることに意味があると考えられる。そう、”昭和”でも”平成”でもなく”令和”。じゃあ.、それは何を表しているのかと言うと、”現代の”だと思われる。よく”今どき”などという言葉がTVなんかでも使われることがあるだろう。したがってこの物語は”現代の中学生”をモデルにしているというとが考えられる。じゃあ具体的にイメージでの違いは何か。携帯ツールに例えるなら”昭和・ポケベル”、”平成・ガラケー”、”令和・スマホ、5Gなど”。実際、スマホは平成でも使われているが。
他には、考え方、時代への順応性が考えられる。そんな現代の中学生の日常を舞台にした物語なのだろうという事が想像できるのだ。
あらすじから想像すること。容姿の対照的、もしくは性格も違う二人が出逢い、学生生活を共にしていくのだろうという事。いつ出会ったのか、仲良くなるきっかけはなんだったのか。あらすじだけでは分からないが、一日ずつ進むスタイルという事は、その時その時の気持ちの変化などが描かれている可能性が、非常に高い。つまりそれは、二人が成長していく様子が丁寧にゆっくりと描かれているということを示している。かなり期待の持てる作品である。
さて、書き出し一行に入ると、そこにはどちらの意味にも受けとれる一文から始まっているのだ。
ゴールデンウイークという長い連休が終わってしまったことへの憂いか。それとも、長すぎた連休により、友人に会えなかった寂しさからくるものか。恐らく、この先に主人公がどんな気持ちで連休を過ごしたのかが描かれているはずである。この時点では、まだ二人がどんな風に学生生活を送っているのかはわからない。しかし、中学というものを体験したことのある人には、いろんな想いを巡らすことができるはずだ。大人になってしまった今と、子供の時の感覚が違うように。
さあ、あなたも学生の頃の気持ちに戻って、二人の学生生活を覗いてみませんか?
そこには、あの頃に気づけなかったキラキラひた日々が待っていることでしょう。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み