CYBER―GIMMICK パートナー

文字数 1,462文字

松浦 祈流 様作
掲載サイト*エブリスタ

【作品のあらすじ】

修理工のジェイクは卸業者のシンからエブリワン社製オールドモデルのヒューマノイド〈image〉のタブーエラーの修理を依頼される。
修理すれば高値で売れる人気モデルだが、起動するなり、ユーザー登録の拒否をしてこちらの言うことを聞かない〈image〉のイデア。
一方、ジェイクの友人・リョウタロウから〈style〉のスレインがフリーズしたと連絡があり、〈image〉のイデアが何故かジェイクの車に乗り込み同行することに。
スレインのフリーズにイデアは……。
(あらすじそのまま引用)

【P10の簡単な内容説明】
ちょっと自信がないのだが、おそらくジェイクとシンが何かを動かそうとしているところ。

【書き出し五文字】
時は未来ー

【これまでどんな内容だったのかを予想】

まず、英語が苦手なので、タイトルの意味を調べてみた。サイバー(cyber)は、 「コンピュータの」「インターネットの」等を指す接頭辞。GIMMICKはからくり。パートナー(英: partner). 相棒・相方のこと、 配偶者、またはそれに準ずる者。つまり、パートナーは人間ではないということなのだろう。10Pの内容からは、一度修理のあとのような印象を受けるので、これ以前の話では、ジェイクが修理を請け負うことになったヒューマノイドがシンの元にあるまでの経緯や、世界観などについて書かれているのではないかと想像。エブリワン社がどんなところか、ジェイクの詳しい仕事内容などにも触れられているのではないだろうか?

【P10について】

ここでは、動くのか動かないのか分からないものと対峙する二人のやり取りが描かれており、別のヒューマノイドについての見解がのべられている。原因不明のエラーについて語られていることから、これは物語にとても重要なキーワードなのではないかと思われる。ここで、卸業者について調べてみた。出荷者(生産者またはその代理人)から生鮮食料品等の販売委託を受け,これを仲卸業者(いわゆる仲買)および小売商等の売買参加者に販売する〈卸売業者〉人のことであるようだ。つまり、シンは新品ではなく、壊れているもの(問題がある)を安く購入し、直して売る(儲けを出す)という事を生業にしているのだろうか、と想像する。恐らく、原因不明のエラーが出てしまったヒューマノイドが出るまでは順風満帆であり、儲かっていたのではないだろうか?冒頭での”マニア”は一体何を示しているのだろうか。そこがとても気になるところである。

【この物語の先の展開を妄想】

このページの最後では、回想に入ることを予告している。なので、前回の原因不明のエラーについてこれから詳しく語られるのではないだろうか。では、全体でどんな流れになるのだろうか。あらすじをもう一度見てみると、動かなかったはずのイデアだが、”イデアが何故かジェイクの車に乗り込み同行することに”となっているので、その前文との間には何かがあり、イデアは起動して動いているという事。
イデアは重要なキーであり、最終的にタイトルのパートナーという部分に大きく関わっていくのではないかと思われる。ちょっと、展開の想像がつかない物語ではあるが、不明だった原因が徐々に解き明かされていくのではないかと思われ、ジャンルは恐らくSFであるとは思うが、ミステリー要素も兼ね備えていると思われる。あなたも是非、この謎を解明してみませんか?
そこにはきっと、意外な事実が隠されているに違いない。是非、お手に取られてみてくださいね。
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