百物語

文字数 1,029文字

まちか 様作

作品掲載場所:エブリスタ

【作品のあらすじ引用】
「君の告白を……見学させて欲しいんだ」

突然、クラスメイトの中里に告白を見学させてほしいと言われた青木。それには思いもよらない理由があった。

中里に見せられたのは表紙にも裏表紙にも何も書かれていない真っ白な本――。それは「百物語」の本、百の物語で埋めたとき集めた物語に見合った願いが叶うという。
恋バナを集める中里に協力することになった青木は、中里の願いが叶う瞬間を見ることができるのか!?

【書き出し五文字】
ぎぃっと遠

【P10の簡単な内容説明】
百物語の起源と意味

【P10について】
このページには主に、起源と本当の意味が描かれている。これを知ってしまうと、中里の願いは叶わないのではないだろうか?と想像してしまう。しかしながら、叶わないで終わってしまうモノならば、初めからこの設定にするだろうかという疑問もわいてくるのだ。この物語からは夢を叶えるには、努力と変わらない信念が必要だという事が伝わってくる。つまり、なりたい職業や、叶えたい夢へどれくらいの強い想いがあるのかが大切である。その強さによって、苦難を乗り越えられるという事なのだと思う。

【これまでどんな内容だったのかを予想】
あらすじを読んで考えられるのは、主人公が元々告白の予定があって頼まれたのか、それともないけれど100回告白することになったのかという二つの線である。もちろん100回というのは想像だ。二人で告白をする人を探すと言う線も考えられるし、もしかしたら告白体験を集めるという方法かもしれない。だが、理由を聞き、手伝おうと思ったことには何か理由があったのではないかと思われる。そして、理由に繋がりそうな内容が、P10に少し出てくることから彼もまた、その力にあやかりたいという気持ちが、あったのではないだろうか?

【この物語の先の展開を妄想】
主人公は本来の方法で、中里は間違った方法でこの本を完成に導こうとしている。ただ、中里の場合は知らないから間違っているのであって、わざとそうしているわけではない。と、なると何処かで間違っていることに気づいてしまうのではないかと想像する。だとしても、一体どのように方向転換されるのかは想像がつき辛い。主人公と、中里。どちらの結末にもとても興味の沸く物語である。是非あなたも、お手に取られてみてはいかがでしょうか?夢に向かうという事は負けない心が大切。自分も頑張ろうと思うきっかけをくれる作品でもあります。
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