『向日葵とりんご飴』

文字数 1,061文字

硯 羽未 様作

作品掲載場所:Fujossy

【作品のあらすじ引用】
プラグラインのギター兼ボーカル・眞玄はベースの朔に恋している。けれど彼は天然軟派野郎なので、すべてが軽々しく、遊びに見えてしまうのが欠点だった。
地元の夏祭りで三味線奏者の父に挑発され、ステージに上がる。そこが彼の分岐点となった。

バンドをやる意味、考え方の違い、そんなものが交錯します。成長の物語、だと思ってます。

【書き出し五文字】
商店街のア

【P10の簡単な内容説明】
直球を受ける主人公の恋の相手。

【P10について】
素直、正直とは、胸の内を何でも話すこととは、また別の話であるという事を改めて感じた。ページ後半では、笑いとセクハラの違いについて考えさせられる。ここでは、主人公がある人物に恋愛相談をし、自分なりに変わっていこうとしているのだが、相手にとってはまだ自分自身の気持ちさえ分からない状態で、微妙に向いている方向が違う状態に感じる。本音をストレートにぶつけるものの、今までが今までなため、逆に不信感を持たれる。心理としては、想像しやすく、そこにリアリティを持たせているということも分かりやすい。この時点では、まだちゃんと気持ちを向けることは難しい段階。この作品から学べるのは、仮にそういうつもりがなくとも、日ごろの行いが明暗を分けることがるという事だ。作中には、主人公の過去に関する伏線が登場する。恐らく、ここから彼の過去や、人生を変えてしまうような展開が待っているに違いない。

【これまでどんな内容だったのかを予想】
恐らくあらすじにあるように、恋をした経緯や家族のこと、恋した相手とのこと、作中に書かれている相談の内容などが描かれているに違いない。

【この物語の先の展開を妄想】
実は読んだことのある作品なので、それを含めることはせずに、ここからどんな展開になっていくのかを純粋に想像してみようと思います。恐らく徐々にタイトルの意味が明かされていき、想いを告げた相手が、自分自身と向き合い、主人公に対しどうありたいのかという答えが出て行くのだと想像する。P10後半のセクハラは、話をそらすためだったという考え方もできるため、なかなか自分のことを話さないと言う可能性もあるが。この物語は、普段自分を出せない方には、特にお勧めしたいと思う。人から誤解を受けやすい人は共感を得る部分もあると思う。他人はなかなかアドバイスはしてくれないものだ。となると、自ら学ぶしかない。この物語には、そういった意味でも考えさせられる部分が多い。是非お手に取られてみてくださいね。
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