魔王討伐して帰ったら結婚しようと(全文は本文に)

文字数 1,071文字

【タイトル】
魔王討伐して帰ったら結婚しようと言われた6年前、子供を産んだのが5年前。勇者の彼はお姫様を貰って領主になるそうです

まろさん maro 様作

作品掲載場所:アルファポリス

【作品のあらすじ引用】
辺境にある小さな閉鎖された村に住むリリー。彼女には小さなころから一緒にいる気の弱い猟師の息子であるリチャードがそばにいた。「たぶん、俺が勇者なんだ」ある日突然こう言ったリチャード。臆病な彼にほだされて、旅立った彼の子を妊娠してしまったリリーは村から追い出される。子育てに奮闘している中、リチャードが魔王を討伐して帰ってきた。だけど、聖女である王女さまと結婚ってどうしてなの……?

【補足】
「後産」とは、分娩直後、再び軽い陣痛(子宮の収縮)がきて、医師や助産師の指示に従っていきむと胎盤が出てきます。

【書き出し五文字】
「リオン、

【P10の簡単な内容説明】
赤子の奇跡

【P10について】
タイトルの感じから、五年前の話だと思われる。主人公の子の出産時の奇跡の物語であり、物語において重要なシーンだと想像できる。ここで分かるのは、この世界での医者の在り方。どのような人がその職に就くことが出来るのか、説明が加えられており世界観の補足となっているように感じられた。他にも章タイトルから、この世界の人たちにとって、あるいはこの街の人たちにとって子育てがどんなものなのかという、基本的なことも伝わってくる。このページでは、夫視点からの情景が描かれていることから、この物語が二視点、もしくは多視点の群像劇である可能性も出てくる。ページは場面として区切られており、効果的に回想を挿入しており、”奇跡”というものをより一層際立たせているように感じることが出来るのだ。

【これまでどんな内容だったのかを予想】
あらすじから、主人公とリチャードの子を妊娠し、出産するまでの経緯や二人がどんな付き合い方をしていたかなどが描かれているのではないかと思われる。

【この物語の先の展開を妄想】
あらすじから、出産時には彼はいなかったということになる。結婚を約束していたのは、子を産む前ではあるが、その約束を違えることになるのだろう。タイトルとあらすじの内容から、何故彼が心変わりをしてしまったのか?もしくは、王女と結婚することになった経緯などが徐々に明かされていくのではないかと、予想する。愛を貫いた主人公と、約束とは別な道を歩き始めた彼。そこにどんな結末が待っているのか?
是非、あなたもお手に取られてみませんか?
魔法の存在する世界の中に、人々の温かさや優しさや生命力も感じる作品です。
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