僕はモテモテです。ジミ子限定ですが。

文字数 950文字

さとみ・はやお 様作

【あらすじ】
彼女ナシの高校生、主人公は憧れの同級生に告白して見事玉砕。それにより激しく落ち込んでいた主人公に「恋愛マエストロ」の異名をとる先輩がモテの極意を伝授してくれる。結果モテモテに⁈

【補足】
マエストロ:専門家

書き出し一行はこちら(二行ですが一括りとして考察させていただきます)
**
午後3時。
日本全国、某SNSで「がこおわ」と呟かれる時間帯。
(引用)
**

タイトルを見ると、地味な女子にモテまくる話であることが分かる。
では、モテている理由はなんだろうか?
先輩の”モテの極意”によるものだということは、あらすじからも想像できる。実際振られた主人公が、極意によってモテたということから、ほんとうにこの先輩は恋愛マエストロ(専門家)だという説得力が産まれてくる。さてここで、興味を惹くのは”ジミ子限定”でモテている理由だ。この部分がこの作品の最大の面白さであり、魅力であることは間違いない。
そこで、先輩の専門が”ジミ子”限定なのか(先輩のせいでジミ子にしかモテない)説と、単純に主人公がモテても”ジミ子好み”なのか(見た目がジミな子に好かれる、性格などがジミ子のツボなど)説の二つが浮上する。
これはどちらでも、面白そうである。
「先輩のせいで、ジミ子にしかモテないんですけど!」
と抗議しているさまは目に浮かぶようだし、
「きゃー、彼素敵」
とジミ子(おさげちゃんとか、前髪で目元隠している子など)に、きゃあきゃあ言われている図もジミすぎて面白い。この作品は、作者のユーモアがたくさん詰まった物語なのではないか、とわたしは想像する。
さて、書き出し一行を見て見ると、”がこおわ”?と一瞬なんだろうと思うが”学校が終わった”という意味だとすぐに気づく。某SNSで、と言っていることから”現代の学生”をモデルにしていることも、想像に難くないだろう。どこのSNSだろうか。やはりイン〇タか⁈それとも、T〇itterか?まさか〇ちゃんねる?そんなことを妄想するのきっと楽しいに違いない。
モテモテになった主人公の動向も非常に気になるところだ。恋人が出来るのか、ハーレムを作るのか、それとも硬派を気取るのか。いろんな予想を立てながら、是非お手に取られてみて欲しいと思います。
あなたの予想は、的中しましたか?

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