第23話:高原ドライブと諏訪大社めぐり 

文字数 1,374文字

 また、パラボラ・アンテナと、近くに咲く、大きなひまわりの花のコントラストが美しいので、何枚もの写真を撮った。かなり長い間、説明を受けながら、この施設を見学した。夕方になり、あらかじめ予約していた近くのホテルに入った。そして、風呂に入り、夕食をとって、22時前には床についた。

 翌朝、7時に起きて、朝食を取り、ホテルをチェックアウト。その後、8時半に高原ドライブにでかけた。国道141号線を北上して、松原湖入り口の看板の所を左折。そして松原湖のほとりで、一休みした。ここは、真冬、完全凍結して、天然のスケートリンクになるそうで、そのシーズンは、大勢のスケート客でにぎわうと、近くの店の人が説明してくれた。

 そこから八ヶ岳ビューロードを進み出発から1時間半で曲がりくねった登り道。10時半過ぎにメルヘン街道最高地点・麦草峠・標高2127メートルという看板の近くに車を止めた。外に出ると、涼しいと言うか、冷たかった。強く風が吹くと半袖では寒すぎるのでウインドブレーカーを羽織った。しかし、うっそうとした林だけで見晴らしも良くないので直ぐに出発。

少し行くと公共駐車場とトイレがあり休憩した。再び走り出し、今度は曲がりくねった下り坂が始まった。15分、行くと日向木場展望台と書いた看板が見えて車を止め見学した。翌日は、朝7時に起きると、高原の冷気で清々しかった。そこで3人で諏訪湖半の遊歩道を散策し7時半、ホテルに戻り、朝食をとって出発の支度してフロントで精算して車に乗り込んだ。

 その後、ステファニーが、諏訪大社をお参りしたいと言うので、最初に、諏訪大社上社前宮に向かい15分で到着。前宮で手を洗い口に水を含み清めてた。その水の出口が龍の形にになっていて可愛いので写真に撮った。そして、鳥居をくぐって境内へいくと御柱の巨木が立っていて、手で触った。さらに進むと立派な獅子の像、お参りを終えて、外に出た。

 すると、小さな小川に清らかな水が流れていて、思わず、手を入れてみると冷たい、山からの伏流水と解った。その後、車で移動し、諏訪大社上社本宮につき、駐車場に車を止め、正面の鳥居ををくぐり中に入ると左右に獅子の像が鎮座していた。手と口に水を含み清めて、中に入ると、やはり御柱が見え、また、信州出身の名力士、雷電為右衛門の像があった。

 雷電為右衛門は、長野県東部の小諸の北、東御市の出身。現役生活21年、江戸本場所在籍36場所「大関在位27場所」で、通算黒星が10個、勝率96%以上の大相撲史上未曾有の最強力士だったようだ。その後本宮の社を参拝して、境内を散策すると相撲の土俵が作られていて、昔、奉納相撲が行われていたと思われた。

 その他、宝物殿。長い廊下にも、多くの事が描かれていた。ここの神様は、どこにいるかと聞くと、後ろの山が神だと教えられた。文字通り、山の神様だった。そして、諏訪大社上社本宮を後にして、今度は20分以上かけて、諏訪湖の対岸の下社に向かった。最初に、諏訪大社下社春宮に到着。

 ここは、入り口から境内まで、長い道を歩き、鳥居を入ると少しのぼって、境内に入る。大きな木が見え近づくと「結びの杉」と書いてあった。
「この杉の木は先で二又に分かれているが根元で1つになっていることから『縁結びの杉』と言われていると書いてある立て札が立っていた」
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