第41話:日本株投資勉強会の入門編の授業

文字数 1,578文字

 一方の実践編は8人の応募があった。その後、今迄の自分たちの投資の遍歴をネット上で披露すると実践編の希望者が増え5月1日までに22人となった。入門編は、最終的に52人の応募。そこで入門編1を13時開始、入門2を14時15分開始、実践編は、15時半開始の、それぞれ1時間とした。最初は、「星商会」スタッフ全員6人で参加した。

 2010年5月8日、14時に18人が参加し、最初に城山太蔵会長が、なぜ日本株投資勉強会を作ったかについて説明。まず自己判断でインターネットを使い安い売買手数料で日本株を自由に売買でき、会社を退職後の人も投資し易くなった。しかし、どうやったら良いか日本株の売買ソフトウェアの使い方も知らず、どの株を買うべきかも知らなければ、損するだけだ。

 1つ、その売買方法をわかり易く説明する事。2つ、企業の経済情報を四季報を見て、どの指標をみて、その株の財政の健全性、収益性、成長性を判断したらよいか。3つ、取り扱ってる商品の将来性はどうか。4つ、今までの株価の動向を見て、今は安いのか、高いのか、主にこの4つについて、勉強することによって、株売買の判断力をつけることを目的とした。

 今日は初回のなのでインターネットを使って買おうと思う株を売る方法について説明しますと伝えた。現在の時間、実際の株取引ができないので模擬テストをしてみますと言い、18人では、ノートパソコンを見慣れないので、9人ずつに分かれましょうと話した。A班、B班に分かれてもらった。最初にSBI証券、楽天証券での口座を作り方を教えた。

 まず、ユーザーネームとパスワードをも買うことから始まります。次にインターネットを開いてSBI証券と入れるとユーザーネームとパスワードを聞いてきますので口座作成できたという封筒を開いて、会社から与えられたユーザーネームとパスワードを入力すると、売買画面が出てくる。

 そこの国内株式をクリックして、武田薬品ならコード番号、4502を入力すると、武田薬品の売り気配値と株数が値段順に出てきます。そこで現物買いのボタンをマウスでクリックしてしますと。今度は、買いたい株数を聞いてきます。その下には、指値と成り行きがあり、指値の場合は、購入希望価格と数量を入力する。

 次に、期間を聞いてきますから、当日中、今週中、または、期間指定「いつまでの注文」を入力する、そしてその画面の一番下に取引パスワードを入れる場所があり、入力し、指値なら1500円で3000株買い、注文の期間は、当日中、今週中。期間指定、例えば5月23日までとか、細かく設定できる。

 その後、峯崎和也がSBI証券の口座を開き、IDとパスワードをここに入力します。それが正しければ、SBI証券のページが開き、株のコード番号、例えば。武田薬品なら4502と入力するとネット証券の売買画面が出てくる。次に購入希望価格、例えば2000円で1000株を1週間後まで買いを入れておく場合、5月8日の1週間後5月15日を選択すればOK。

 もし成り行きなら成り行き買い、売りのボタンを押せば、注文が出て、即売買できることになる。勉強会参加の中にはネット証券会社の売買方法の解説書を購入している人も3人ほどいた。そのネット証券の売買法を解説してある解説本を買っておくのが一番安全だと、参加者に説明した。ネット証券の売買法を説明しているうちに、45分経ってしまった。

 その後、質疑応答の時間で買った株は、どの位で売ったら良いかと言う質問が出た。この質問の答えは、意外に難しい。成長性を信じ長期保有するのも良い。短期なら半年以内で20%の利益で良いという考え方もある。でも基本は、長期保有した方が良い結果が多いと答えた。損切りは、と聞かれて考え方、次第だが、失敗したと思えば、即、成り行き売りで良いと答えた。
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