第４９話「最終話」：突然の「星商会」の解散

　その後、北朝鮮の故金正日朝鮮労働党総書記の長男で金正恩党委員長の異母兄・金正男氏が２月１３日、クアラルンプール国際空港で女２人から顔に液体を塗り付けられ殺害された。遺体からは化学兵器の神経剤ＶＸが検出された。化学兵器を大量に保有し、正恩体制の正統性を脅かす恐れがある正男氏を敵視していた北朝鮮当局の関与が疑われた。

逮捕・起訴されたベトナム、インドネシア国籍の実行犯２人は「いたずら動画への出演と思っていた」と無罪を主張。黒幕とみられる北朝鮮国籍容疑者への捜査協力要請を北朝鮮側は拒否し、マレーシアとの関係が悪化した。北朝鮮が事実上の人質としたマレーシア人９人と正男氏の遺体を交換する形で決着したが事件の真相が解明されていない。

　日本国内では、学校法人「森友学園」への国有地格安売却と「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、安倍晋三首相や周辺の関与の可能性が疑惑として浮上、国会で問題化した。南スーダン国連平和維持活動（ＰＫＯ）の日報問題は稲田朋美防衛相辞任に発展。政権の足元は揺らぎ内閣支持率は急落。

　国が森友学園に売却した国有地は、同学園が開学を予定した小学校用地。首相夫人の昭恵氏が名誉校長に就任。首相が関与を否定したことから野党は「役所の忖度『そんたく』があったのではないか」と追及。加計学園問題では、獣医学部新設は「総理のご意向」と記された政府の内部文書の存在が発覚。

　防衛省では、廃棄されたはずのＰＫＯ派遣部隊日報の保管が明らかになり文民統制の面で課題を残した。その他、自動車や素材といった国内製造業で相次ぎ発覚。製品出荷前の品質検査工程でのデータ改ざんなどの不正行為。自動車では２０１７年９月以降、日産自動車やスバルで、メーカーが国に代わって完成車の安全性を最終確認する検査を無資格者に任せていた事が発覚。

　国内向け販売車種の大規模リコール「回収・無償修理」に発展し日産は国内全６工場の国内出荷を一時的に停止。神戸製鋼所は２０１７年１０月、航空機や自動車に使うアルミや鉄鋼について取引契約に反して品質データを改ざんしていたと公表。強度など顧客が求める基準を満たしておらず、同社と担当者が書類送検される刑事事件に発展した。

　三菱マテリアルのグループ各社でも同様の改ざんや基準不適合品の出荷が明らかになった。２０１８年１月１８日、８時過ぎ、ファースト・リテイリングが気配値５１２００出ているので、会社の資金で購入した５千株と自分で購入した２５００株を成り行き売りした。その結果、会社名義の株の税引き後利益が４６０００万円で、個人の税引き後利益が２３０００万円となった。

　この結果を報告すると、茂山健太社長もさんも城山太蔵会長が喜んでくれ、功労金としてボーナスを上乗せすると言ってくれた。その後もファースト・リテイリングを注視していると２０１８年３月２６日、朝８時過ぎ、３９３９０円で気配値が出ていくので。会社の資金で１万株を３９３９０万円で自分の資金で５千株を１９６９５万円で購入した。

　２０１９年２月４日、キーエンス株が、朝８時過ぎ５６７８０円で気配値が出ているので、会社の資金で５千株を２８３９０万円で自分の資金で２５００株を１４１９５万円で購入した。その後、２０１９年１１月１９日に２分割し、会社の持ち株が１万株、自分の持ち株が５千株に増えた。

　２０１９年７月１６日、８時過ぎ、ファースト・リテイリングが気配値７００００出ているので、会社の資金で購入した１万株と自分で購入した５千株を成り行き売りした。その結果、会社名義の株の税引き後利益が６３６００万円で、個人の税引き後利益が３１８００万円となった。

　２０２０年１月１５日、水曜日、１７時４５分「日本時間の１月１６日、木曜日、６時４５分」アメリカ国務省が、中国で起きた不可解な病気について米国民へ注意を呼びかけた。その情報を入手した城山太蔵会長、投資を全面的にやめ、持ってる株を成り行きで売れとメールを送ってきた。

　そこで、峯崎和也は、１月１６日の朝８時過ぎ、キーエンス株、会社の名義で購入した５千株と自分の名義の２５００株を成り行き売りをした。すると４万円で全株売れ会社の持ち株の税引き後利益が３７５６０万円となり和也の持ち株の税引き後利益が１８７８０万円となった。

　その後、会社では、とにかく企業活動を当分の間停止すると通達があった。会社からの補助金として全社員の１千万円の生活補助金を渡した。その年の８月１５日、突然、城山太蔵会長と茂山健太社長の連名で会社を解散すると通告があり従業員各位に退職金が支給された。その後、中国、日本、米国、欧州、アジア、南米、豪州、アフリカで、パンデミックとなった。【終了】