第３７話：和也の東大合格と北海道旅行

　そして２００４年を迎えた。峯岸夫妻は初詣で家内安全と商売繁盛を願ってきた。４月６日、朝８時半、証券会社の道下さんからの電話でヤフー株１４０万円で気配値で売りと言われ成り行き売りを指示。ヤフー株、２株、２００２年と２００３年に２回分割を２回、２００４年３月に２回分割を１回、その結果、購入時の株数の３２倍つまり２株が６４株になった。

　全株で１９２株成行売りを指示。その後、インターネットのステファニーの口座からがヤフー株６４株を売却。その結果、ステファニーの税引き後利益が７１００万円となり峯崎悦郎がヤフー株１９２株を売り税引き後利益が２億円となった。その後。和也は、２００４年６月予備校の一斉テストで、東大経済学部の合格確率７５％まで上がり、もう一息という所まで来た。

　夏休みは、東大受験のため最近５年の東大経済学部の受験問題の問題集を買って解く毎日が続いていた。エアコンを効いた勉強部屋で、夜遅くまで勉強した。２００４年１０月予備校の一斉テストで東大経済学部の合格確率８０％まで上がり合格圏内に入った。そのうち２００４年が終わ、２００５年を迎えた。初詣で合格祈願の東大受験の合格絵馬を奉納してきた。

　２００５年１月下旬のの東大入学試験を受け２月の２次試験も受けて、その後の合格発表で、みごと合格した。両親が、大学近くに月３万円で１ＤＫのマンションを借りてギアー付きの自転車を買って生活する様になった。４月から近所で、家庭教師のアルバイトを入会した投資研究科の先輩の紹介で５人の生徒ができた。

　その後、父が合格祝いに何か買ってやるというとノートパソコンを２０万円で購入した。その年の夏休みは、北海道旅行へ峯崎和也の両親の３人で北海道旅行へ３泊４日で出かける計画を立案。最初に旭川空港へ飛び、旭川市内見物をしてホテルに入った。翌日、旭川でレンタカーを３日間借り、営業所が札幌、千歳空港にあるので、乗り捨て、できると言われた。

　そして、美瑛の名所、ケンとメリーの木、親子の木、パッチワークの丘へ行き、散策して多くの写真を撮り、富良野のラベンダー畑を散策して昼食をとった。昼食時、北海道の景色は良いと聞いていたが、想像以上だと和也が言い、まるで日本じゃない見たいと感動していた。そして南富良野の「かなやま湖」で、一休みした。

　その後、帯広へ入り札内川と十勝川に架かる橋を渡り、その素晴らしい景色を眺めた。夕方になり帯広の町に入り名物豚丼をを家族３人で食べたが甘めのたれと豚肉が良くマッチして旨い。その晩は十勝川温泉のホテルの宿泊。翌朝、７時にホテルを出て、千歳方面に向かい、途中、恵庭で一休みした。

　１１時頃、札幌に到着してレンタカーを札幌営業所に渡して精算した。その日は、藻岩山ロープウェイで頂上に上がり景色を眺めたり、山を下りてから北海道神宮をお参りした。夕方は薄野でラーメンを食べ、生ビールを飲んで、ホテルに帰り、早めに床に就いた。翌日は、電車で小樽へ向かい、１０時過ぎについた。

　そしてレンタカーを借りて、おたる水族館、日和山灯台、ニシン御殿を見学した。その後、小樽市街の寿司屋に入って、昼食を食べた。午後から天狗山ロープウェイで上がって散策した。その後、小樽運河を散歩して１６時過ぎに列車に乗り１７時過ぎに札幌へ着いた。駅近くのデパートで、お土産を買って、夕食をとった。

　次に、札幌のホテルに入って、早めに床に就いた。翌朝、８時にホテルを出て、千歳空港へ向かい、１２時前の便で羽田空港に１４時過ぎに到着した。そこから電車を乗り継いで、１４時過ぎに自宅に帰ってきた。翌日は、ステファニーの父の教会へ行き、買ってきたお土産を、知り合いたちに渡してくれるように頼んだ。