第42話:日本株投資勉強会の実践編の授業

文字数 1,559文字

 次に、入門2を14時15分から開始。その授業は、茂山健太さんが担当。最初に、皆さんが一番知りたい事を聞くと、銘柄選びのコツと参考にすべきサイトについて知りたいという人が一番多く、続いて、短期投資家、長期投資家、どっちが良いか。そこで、短期投資家、長期投資家、どっちが良いかについては、先ほど討議した答えを述べた。

 投資家の考え方で成長性を信じて、長期保有するのも良いし、最大、短期6ケ月以内で、20%の利益が出ればよいという考え方もある。基本的には長期保有した方が良い結果が多いと答えた。損切りは、どうするかと聞かれて、これも個人の考え方、次第だが、失敗したと思えば、すぐに、成り行き売りでよいのではないと答えた。

 続いての、銘柄選びのコツと参考にすべきサイトについて知りたいと言う質問に対して、四季報と有価証券報告書は「株主プロ」と言うサイトを見るのが良いと答えた。また、最近、一部のネット証券では、優れた情報提供してくれるサイトがあり、C証券では、優れた株価分析、経営分析、財務諸表、加えて、シュミレーターまで用意してある。

 当たってるかどうかは、不明だが、細かい情報を提供している。その後、今日いらした方々は、かなりの投資歴のあるベテランさんが多いと思うので自分の投資方法について披露してもらえませんかと言うと2人が手を挙げた。1人目が、NMさん。投資歴20年、基本スタイルは5年間の株価の標準偏差を使った投資法。

 基本的に大型優良株の変動をとらえて、5年の平均価格からが25%下がったところを目標に売買してると言った。5年間の株価の平均値を求めて、平均値から、マイナス25%の価格を買い目標にして、買い20%の利益が乗ったら売ります。しかし、半年で15%利益が出たら、問答無用で売りますと言った。

 続いてMSさん、私は、売買高の大きい銘柄を中心に売買していますが、1年間で30%以上下げ、上げはじめを買い、下がった率の半分、40%上げ。反騰してプラス20%を超えたら、注目して、下げはじめを成り行き売りすると言った。これを聞いて、茂山健太さんが、さすが上級ですねと言い、この2つの方法に質問は、ありませんかと聞いた。

 するとMSさんに質問が出て、1年で、そんなに動く銘柄は、少なくて限られますねと聞くと、そうですねと言った。ソフトバンクなどが、その例ですと言った。基本的に変動幅の大きい大型が中心となりますが調べると10以上の銘柄がありますよと言った。勝率どれくらいですかと聞くと、10年間で85%というと、会場からどよめきが起きた。

 エクセルを使って、株の日足データを調べると、よくわかるはずですから試してみると良いかもしれませんと茂山健太さんが述べた。続いて、NMさん質問ですが、ターゲットとしてる銘柄はどのくらいありますかと聞くと20銘柄、近くあると言った。東証1部銘柄ですよねと聞くと、そうですと答えた。短期に売買する上で流動性が命ですからと話した。

 これに対して茂山健太さんが、これだけの情報調べるには、大変な時間と労力がかかると聞くと、もちろんですと言った。ところで勝率はと聞くと、ほぼ100%と言った。毎年どれ程の銘柄がターゲットになるのと聞くと1,2銘柄ですかねと答え意外に少なのですねと話した。実際に、皆さんで探してみてくださいとNMさんが、会場の人たちに言った。

 それを聞いた、茂山健太さんが、株投資で勝ち続けるには、なんといっても、株の研究につきますと言い、皆さんも、彼ら2人負けないように株投資の達人になっていきましょうと言い、講演会を締めくくった。今日は、個別銘柄についての分析の報告は、なかったが、個別銘柄の質疑応答も結構ですのて、話を持ってきてくださいと言い、勉強会を終了した。
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