富士山の姿を間近で見られる沼津で出会い結婚。雇われ漁師だけでは経済的に厳しいとトラック運転手の仕事も掛け持ち。懸命に働き３ＤＫのアパートに２人子供と女房の４人暮らした。運命のいたずらか結婚２０年目、交通事故という災難で突然この世を去った。その知らせを聞いた長男のの悦郎は、父の遺体を確認するために満員電車に乗り出かけたが意識を失い、数日間、昏睡状態となり生死をさまよった。その時、不思議な光景が見えた。その後の峯崎家族の運命は・・・。