３１日　新たな戦い

「ハッハッハ。ベルゼブブは照れ屋のようじゃのう。ソルよ、二人の面倒をみてやるんだな。・・・それじゃあ、ワシはアークワンの修理があるから、これで消えるぞ」
　創造神はスーッと消えた。

「それじゃあ、俺も行くよ！　レガリアヴェヒターさん、元気でな。あっ、そうだ。ベルゼブブ。女は度胸だぞ」
「う、うるさい。さっさと消えろ！」
　怒ったベルゼブブに殴られるソル。そのまま光速で飛び立った。

「それでは、帰るとするか。レガリアヴェヒター殿、また来る」ルシファーは声をかけた。
「おぅ、達者でな。ソルに用事があれば、ここへ来るといい。ワシが連絡を取ってやる」
　三人は飛び立った。

「ソル。やはり、お前に頼んで正解だったな」閻魔大王がソルを出迎える。アズリエルと骨三郎が報告を済ませていた。
「遅かったな」と骨三郎。
「まー、そうだな」とソルは返事した。

　創造神がオテロに新たな命を与え、この世界へ転生させた。彼はソルを名乗った。