２６日　大決戦３

　ヘカトンケイルのアナウンス。
「妨害行為は敵と見なす」
「このガラクタが、生意気よぅ」
　サタンは怒った。
　ヘカトンケイルめがけて火球を放った。空間移動のヘカトンケイル。その時、上空から一筋の黒い流星が流れた。火球を弾き移動先のヘカトンケイルにぶつける。黒焦げのヘカトンケイル。活動停止とならなかったが、かなりのダメージを負うこととなった。

　ルシファー達は、その男の姿に驚いた。ルシファーが言う。
「その気配は・・・オテロか。随分と姿が違うようだが、どうしたんだ」
　その男は苦笑いして返事した。
「・・・やっぱり、ルシファーには気づかれたか。俺は、元・オテロ。今は、『ソル』を名乗っている。この世界に転生して、今日は閻魔大王の代理人として戦乱を治めるために、ここへやって来たという訳だ」
「・・・そうか、それならばガラクタは処分だな」
　ルシファーは特殊魔法攻撃を放つ。ヘカトンケイルは、まともに攻撃をくらった。