2日 未知との遭遇
文字数 393文字
宿直の日。半ば強制的に付き合わされた。天文部の顧問が、風邪で寝込んだらしい。その顧問の代わりという訳だ。女生徒に連れられて屋上へ上がる。
彼女は、私立オセロニア学園の二年生・ミアクレル。天文部に所属。毎日、天体の星図を調べ、入念に望遠鏡の手入れを行うなど、天体観測の準備を怠らない。熱心な生徒。防寒のために夜の観察にはスープも持参。用意周到でいいことだ。その味は、云わば漢方のような味。でも、不思議と身体がポカポカしてきた。冬空の天体観測には必要かもしれないが、私は次から飲まない。絶対にだ。
「あっ! 先生、見て・・・」
双子座流星群を身に来た彼女だったが、なんとUFOを見つけてしまう。
私は目を疑った。一瞬の出来事だった。初めての未知との遭遇。きっと疲れているんだなと思うことにした。
目的の流星群とは違ったが、非常に珍しく不可思議なものに触れ、彼女はキラキラと目を輝かせていた。
彼女は、私立オセロニア学園の二年生・ミアクレル。天文部に所属。毎日、天体の星図を調べ、入念に望遠鏡の手入れを行うなど、天体観測の準備を怠らない。熱心な生徒。防寒のために夜の観察にはスープも持参。用意周到でいいことだ。その味は、云わば漢方のような味。でも、不思議と身体がポカポカしてきた。冬空の天体観測には必要かもしれないが、私は次から飲まない。絶対にだ。
「あっ! 先生、見て・・・」
双子座流星群を身に来た彼女だったが、なんとUFOを見つけてしまう。
私は目を疑った。一瞬の出来事だった。初めての未知との遭遇。きっと疲れているんだなと思うことにした。
目的の流星群とは違ったが、非常に珍しく不可思議なものに触れ、彼女はキラキラと目を輝かせていた。