第83話 8日目終了時のリザルト

文字数 1,614文字


《Result》

◻️日/潮:8日目/中
◻️満潮:0746/2036
◻️干潮:0156/1412
◻️日の出/日の入り:0513/1841
◻️月の出/月の入り:2053/0822
◻️月齢17.4


【拠点の共有アイテム】

・クーラーボックス、コッヘル、折り畳みスプーンとフォーク、断熱シート、レインポンチョ、LEDライト付きソーラー充電式モバイルバッテリー
・まな板、丸太椅子×2、鍬 、ハンマー、干し網、金床石(New)

【拠点の設備】

・かまど
・トイレ

【消耗品】

・石鹸、薪、ファットウッド、松ぼっくり、葛の葉、葦
・パラコード、麻紐、針金、使い捨てウェットペーパータオル、食品用ビニール袋、生理用品、エチケット袋、着火材
・牡蠣殻の食器、ハマグリの湯呑み、ハマグリのお玉、松ヤニ接着剤(ピッチ)、ウッドキャンドル
・葛根湯(New)、釣り針(New)、生糸(New)、貝殻石灰(New)

【発見した食材】
・赤貝、アサリ、ハマグリ、岩牡蠣、カサガイ、カメノテ、ムール貝、穴ダコ、ワカメ
・クロソイ(New)、アイナメ(New)、チクワ(New)
・ジュズダマ、葛、ハマボウフウ、ハマダイコン、ハマナス、ハマゴウ、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、スダジイのどんぐり


【植え付け予定】

・玄米3合

・各種野菜の種(大豆、トマト、唐辛子、アブラナ、胡麻)


【植え付け完了】
・ひよこ豆、アイスプラントの苗、緑豆、いんげん豆、小豆、さつま芋




【岳人の私物】

・鉈、折り畳み鋸、折り畳みスコップ、サバイバルナイフ、ラジオペンチ、砥石

・オイルライター、ライター用燃料ホワイトガソリン250cc、シングルバーナー(ホワイトガソリン内蔵260cc)

・高カロリー携行食2、ジャーキー4、2㍑水筒、500ccペットボトル、高度数ウォッカ240cc、各種調味料(塩こしょう、ハーブソルト、カレー粉、出汁醤油、粗塩(New))

・衣類(Tシャツ2(うち1枚は美岬に取られた)、カーゴパンツ、セームタオル、トランクス2、長袖ラッシュガード2、ハーフレギンス、靴下)、半長靴、革手袋、軍手、裁縫道具、腕時計

・白金カイロ、救急用品、アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、カミソリ)、ハーモニカ、財布、携帯電話、筆記用具、ノート、漁網用のフロート、キーホルダー




【美岬の私物】

・アーミーナイフ、ファイアースターター、折り畳み傘

・高カロリー携行食2、ジャーキー4、2㍑ペットボトル、500ccペットボトル、乾燥麹

・衣類(岳人のTシャツ、ハーフレギンス、セームタオル、スポーツブラ2、ショーツ4、長袖ラッシュガード、7分丈ジーンズ、Tシャツ、スニーカーソックス、スニーカー

・アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、ヘアブラシ、爪切り、リップクリーム、エチケットばさみ、コンパクトミラー、毛抜きピンセット)、財布、教科書、ノート、ペンケース、文庫本、携帯電話、充電器、キーホルダー




《8日目のまとめ》

 8日目は朝起きて、岳人はスダジイの穀剥き、美岬は採取したハマエンドウの皮剥きをして、ハトムギ茶でティータイムをしつつ1日の予定を立てる。
 午前中、岳人は石ハンマーを仕上げ、塩作りの続きをして粗塩を完成させ、美岬は冷えた焼き畑に大豆を除く豆類とさつま芋を植え付ける。
 昼食と休憩後、二人で小川に行き、前日から発酵槽で発酵させていた葛の蔓を流水で洗って葛の繊維である葛緒(くずお)に加工する。それから葛の群生地にて葛の蔓と葛芋を採集して拠点に戻り、葛芋の一部を葛根湯に加工する。
 夕方、新しく採集してきた葛蔓を茹でるのと並行して、針金を野鍛冶で加工して釣り針を試作し、作った針のテストも兼ねて岩場に穴釣りに行き、クロソイとアイナメを釣り上げる。
 夜、釣ったばかりの魚で豪勢な食事をした後、食べ残した海鮮煮込みをカレーに、刺身をチクワに加工して翌朝用に残す。十分に乾いた葛緒を生糸(きいと)に加工する。
 深夜、二人で砂浜で夜空を眺めながらイチャイチャ。


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登場人物紹介

■名前/谷川 岳人(たにがわ がくと)

■年齢/36歳

■職業/調理師、ジビエレストラン経営者、バックパッカー、コラムニスト、山岳ガイド、遭難者捜索ボランティア

■別名/シェルパ谷川、サバイバルマスター

■人物紹介/僻地の別荘地でジビエレストランを経営する傍ら、山岳ガイドや遭難者捜索ボランティアをしている。以前はバックパッカーとして世界中を旅してシェルパ谷川というペンネームでアウトドア雑誌に紀行文を連載していた。サバイバルマスターという呼び名はその頃についたもの。家族や親しい人たちを全員亡くし、失意の中で一人旅をしている時に美岬と出会う。



■名前/浜崎 美岬(はまざき みさき)

■年齢/17歳

■職業/高校生、農大附属高校2年、コンビニ店員、有用植物研究会所属

■人物紹介/離島出身で本土の農大附属高校に一人暮らしで下宿しながら通っている。仕送りが少ないのでコンビニでバイトしている。過疎化、高齢化が進む故郷の島の村おこしのために名物になりうる作物を研究するために農大附属高校に入った。大学生メインのサークル『有用植物研究会』に所属しており、パイオニア植物が専門。中学までは歳の近い子供がいない島の分校で学んだため、同級生との接し方が分からず、クラスでは孤立しており、ややコミュ障。盆休みに実家の島に帰省する途中の船で岳人と出会う。岳人のコラムは昔から愛読していた。

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