第19話 3日目終了時のリザルト

文字数 1,612文字

《Result》


◻️日/潮:3日目/中
◻️満潮:0335/1743
◻️干潮:1043/2312
◻️日の出/日の入り:0509/1847
◻️月の出/月の入り:1742/0221
◻️月齢12.4


【共有アイテム】

・高カロリー携帯食6→6
・水4.35㍑→3.65㍑→3.725㍑
・背身の塩漬け2袋→ジャーキー20枚(うち試食で1枚、晩に2枚消費)
・腹身の油漬け1袋→1袋
・魚肉ハンバーグ2袋→1袋
・クーラーボックス
・エアーマットレス
・釣竿1本、箱メガネ1個、竹の枝のトライポッドと竹串(New )
・500ccペットボトル2
・2000ccペットボトル1


~岳人の持ち物~


【刃物、工具類】

(なた)
・折り畳み(のこぎり)
・折り畳みスコップ
・サバイバルナイフ
・アーミーナイフ
・ラジオペンチ
・砥石


【調理器具、燃料】

・コッヘル
・折り畳みスプーンとフォーク
・オイルライター
・ファイアースターター
・ライター用燃料355cc(12oz)
・シングルバーナー(ホワイトガソリン355cc内蔵)


【食料】
・2㍑水筒
・高度数ウォッカ300cc(微減)
・玄米3合
・各種調味料(塩、こしょう、ハーブソルト、カレー粉、オリーブ油、醤油)


【衣料品】

・現在着用中(長袖ラッシュガード、カーゴパンツ、セームタオル、下着、腕時計)
・革手袋
・軍手
・レインポンチョ
・断熱シート、
・着替え(長袖ラッシュガード1、ハーフレギンス1枚、インナーシャツ2、トランクス2、靴下2足]
・半長靴
・裁縫道具


【雑貨】

・LEDライト付きソーラー充電式モバイルバッテリー
・白金カイロ
・救急用品
・アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、カミソリ)
・ハーモニカ
・財布
・携帯電話
・筆記用具
・キーホルダー


【消耗品】

・パラコードロープ
・麻紐
・針金
・使い捨てウェットペーパータオル
・食品用ビニール袋
・ノート


~美岬の持ち物~


【食料】

・各種野菜の種と苗(大豆、緑豆、いんげん豆、小豆、ひよこ豆、トマト、唐辛子、アブラナ、胡麻、さつま芋の種芋、トウモロコシの苗、バラフの苗)
・乾燥(こうじ)


【衣料品】

・現在着用中(長袖ラッシュガード、ハーフレギンス、セームタオル、下着)
・着替え(7分丈ジーンズ1、Tシャツ1、スポーツブラ1、ショーツ3、スニーカーソックス1足)
・スニーカー


【雑貨】

・アメニティグッズ(歯ブラシ、歯磨き粉、ヘアブラシ、爪切り、リップクリーム、エチケットばさみ、コンパクトミラー、毛抜きピンセット)
・折り畳み傘
・財布
・教科書
・ノート
・ペンケース
・文庫本(数ページ燃やす)
・携帯電話
・充電器
・キーホルダー


【消耗品】

・生理用品
・エチケット袋



《3日目のまとめ》

 漂流3日目の朝。岳人が目覚めると美岬に寝顔を観察されていた。魚肉ハンバーグ1袋を分けあって食べる。
 前日から仕込んであったヨコワジャーキーを干すため、竹の枝で三脚(トライポッド)を作り、ジャーキーを干し始める。
 岳人の栄養学へのこだわり。難病で食べられるものが限られていた妹のミサキのことを美岬に話す。また、その妹を数ヵ月前に亡くし、天涯孤独となった身の上話を美岬にする。岳人は美岬の存在が心の支えになっていることを自覚する。
 岳人は美岬が学校で孤立していることを知り慰める。美岬は理解を示してくれた岳人の前で大泣きし、岳人への恋心を自覚し、この時から岳人にさりげなくアタックし始める。文庫本の一部を燃やして灰を作り、美岬が汚れた下着を洗う。
 簡易蒸留器を使って海水から真水を蒸留する実験を始める。水の蒸留に成功したので1日当たりの飲み水の割り当て量を増やす。ルアーを改良する。
 夕方から雲が広がり始め、海にうねりが出始めたので、岳人は台風の接近の可能性を疑い始める。
 お互いへの呼び方が『ガクさん』『美岬』に変わる。

 完成したジャーキーのうちの1枚を二人で味見し、その後空腹を紛らすために1枚ずつ消費。
 飲料水は700cc消費後に50cc精製し、海水で水増しして75cc入手で3.725㍑

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登場人物紹介

■名前/谷川 岳人(たにがわ がくと)

■年齢/36歳

■職業/調理師、ジビエレストラン経営者、バックパッカー、コラムニスト、山岳ガイド、遭難者捜索ボランティア

■別名/シェルパ谷川、サバイバルマスター

■人物紹介/僻地の別荘地でジビエレストランを経営する傍ら、山岳ガイドや遭難者捜索ボランティアをしている。以前はバックパッカーとして世界中を旅してシェルパ谷川というペンネームでアウトドア雑誌に紀行文を連載していた。サバイバルマスターという呼び名はその頃についたもの。家族や親しい人たちを全員亡くし、失意の中で一人旅をしている時に美岬と出会う。



■名前/浜崎 美岬(はまざき みさき)

■年齢/17歳

■職業/高校生、農大附属高校2年、コンビニ店員、有用植物研究会所属

■人物紹介/離島出身で本土の農大附属高校に一人暮らしで下宿しながら通っている。仕送りが少ないのでコンビニでバイトしている。過疎化、高齢化が進む故郷の島の村おこしのために名物になりうる作物を研究するために農大附属高校に入った。大学生メインのサークル『有用植物研究会』に所属しており、パイオニア植物が専門。中学までは歳の近い子供がいない島の分校で学んだため、同級生との接し方が分からず、クラスでは孤立しており、ややコミュ障。盆休みに実家の島に帰省する途中の船で岳人と出会う。岳人のコラムは昔から愛読していた。

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